2006年4月21日
株式会社マプコン
代表取締役社長 馬場浩司

64ビット対応PC-MAPPINGについて

商品提供の背景
現在GISでは、構築・運用されるデータ量が増加する一方であり主流の32ビットOSにおける処理能力では対処できない場面も多々見られるようになりました。
今回ご提供するPC-MAPPING/HTx64 Ver.7は、64ビットPCに対応したハイパフォーマンスオプションです。
64ビットCPUを搭載したPCと64ビットWindowsの組み合わせによりこれまで32ビットPCでは処理できなかった大容量のデータ処理などを実現します。

特徴
64ビット対応により、これまで制限のあったメモリ領域が大幅に拡張されGB級のデータ処理を行う事ができるようになります(下記比較表参照)。
32ビットWindows64ビットWindows
主記憶(RAM)MAX 2GBMAX 128GB (*1)
仮想メモリMAX 4GBMAX 16TB (*2)
(*1) Windows Vista Home Basicは8GB、Home Premiumは16GB
(*2) 1つのアプリケーション(プロセス)あたりでは最大8TB

例えば、画像データは高精度になるほどデータ量が膨大になる事はご存知の通りですが、衛星画像や航空写真などすでに32ビットの限界を超えるデータファイルが存在しております。
32ビットではデータファイルを分割して処理を行うしか方法がありませんでしたが、64ビットではメモリを豊富に使えるためデータを分割する事なく処理を行う事が可能となりました。

※使用上の注意
現状、以下のような機能的制約があります。
  • 他社、あるいは他の団体から提供されるDLLやライブラリで動作する機能に関しては、それが64ビット対応されていないものは、機能として動作しません。
    具体的には、外部ライブラリを利用した画像の取り込み、SXFのインポート・エクスポート(*)、Ver4/5形式の圧縮を用いたNAI画像ファイルやその他のパラメータファイル、DAO経由の外部データベース読み出し、保存など(ADO ODBCには対応しています)。
    (*)PC-MAPPING Ver.7.4系より対応済み

商品の提供形態
PC-MAPPING Ver.7アプリケーション版オプションソフトウェア
※PC-MAPPING/HTx64 Ver.7単体のご購入はできません。

動作環境
Windows7/Vista x64が動作するパソコン
(*)2009年9月 Window7に対応しました。
(*)2012年10月 Window8に対応しました。
(*)2013年11月 Window8.1に対応しました。

商品についてのお問い合わせ
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