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 機能紹介-編集メニュー(1)
任意座標のデータから、その中にある何らかの「基準点(基準となる点)」を元に、正確な座標を持つデータに変換するのが「正規化」処理です。
幾何補正、偏歪修正と同じ意味と考えてよいでしょう。
正規化処理には、目的や与えられた基準点の数などに応じて以下のような手法が用意されています。
編集のメニュー一覧はこちらからご覧になれます。
@ 標準(平面投影変換)
図面上に4点(以上)の基準点を置き、その点を基準とした平面投影変換を行います。
2次式の計算処理が行われるため、精度の高い変換ですが、基準点となる位置にも大きく影響を受けます。
基準点は、図面上で、ある程度広がった状態(長方形に近い形がベスト)に設定するようにします。

A 正規化基準点を四隅点として処理する(平面投影変換)
図郭線の四隅、四隅のチックマーク(トンボ)等を利用して、その4点を基準とした平面投影変換を行います。
CAD等で作成した任意座標の図面に直角座標系等の座標を与える事ができます。
この場合は、図郭に当たる四隅を利用しての2次式の計算処理が行われるため、精度の高い変換となります。

B アフィン変換(3点)、ヘルマート変換(2点)
図面上に、基準点となる点が3点しか設定できない場合は、アフィン変換、2点しか設定できない場合は、ヘルマート(一次等角)変換で正規化処理が行なわれます。

《ヘルマート変換(2点)》
回転、縮尺(拡大・縮小)、移動の補正が行われます(歪補正は、行われません)。
《アフィン変換(3点)》
スキュー歪、縮尺(拡大・縮小)、移動の補正が行われます。
【ヘルマート変換(2点)】【アフィン変換(3点)】

C ヘルマート変換 最小二乗法
基準点が3点以上ある場合、最小二乗法によるヘルマート(一次等角)変換が行えます。
回転、縮尺(拡大・縮小)、移動の補正が行われます(歪補正は、行われません)。
この場合、変換後の残差値が取得(レイヤーの[メモ]パネルに記載)できますので、変換に対する評価を行う事ができます。

D 三角形分割 アフィン変換
基準点が4点以上ある場合、3角形分割アフィン変換を行なう事ができます。
基準点から最小三角形を計算(TINを生成)し、その三角形毎にアフィン変換を行ないます。
古地図を現代の地図に合わせ込むといった場合に利用でき、多数の基準点を設定する事で、合わせ込みの精度が上がります。

E アフィン変換 最小二乗法
基準点が4点以上ある場合、最小二乗法によるアフィン変換が行えます。
スキュー歪、縮尺(拡大・縮小)、移動の補正が行われます。
この場合、変換後の残差値が取得(レイヤーの[メモ]パネルに記載)できますので、変換に対する評価を行う事ができます。

F 疑似アフィン変換
基準点が4点ある場合、疑似アフィン変換が行えます。
これは、通常のアフィン変換と異なり、縮尺(拡大・縮小)、移動のほか、四辺形歪の補正が行われます。
変形2次式の計算処理が行われるため、精度の高い変換となります。

上記の処理は、Aの「正規化基準点を四隅点として処理する(平面投影変換)」以外は、基準点の設定する位置によっても、その変換精度は大きく影響されます。
[ヒント集]:正規化・座標変換手法