|
2021/12/03 [8.022]
-
- [スタート]-[システム環境設定]-[操作2]で、リーディングスクロール機能の設定機能を廃止。
また、リーディングスクロール機能自体も廃止とした。
どうしても使用したい場合は、pcm.iniで
[SystemEnvMgr]
LeadingScrollOld=1
LeadingScrollFast=1
LeadingScrollScaleFlag=0
LeadingScrollScale=1000
LeadingScrollM1=0.1
LeadingScrollM2=0.4
LeadingScrollStep=5
LeadingScrollAdv=0
などの設定で一応可能。
リーディングスクロール機能
- [スタート]-[システム環境設定]-[操作2]に、「異なる座標系のレイヤーの合わせこみ描画で、(高速な簡易ではなく)厳密な投影計算を行う」チェックを追加。
これがONの場合は、[プロジェクトエキスパート]-[表示モード]パネルの「異なる座標系のレイヤーの合わせこみ」がONでの描画計算において、四隅を合わせた簡易なアフィン変換ではなく、厳密な投影変換計算を行う。
処理速度は低下するが、小縮尺表示時の誤差は低減する。
※なお、これはベクターの座標計算に適応され、画像データには適応されない。
画像データに関しては従来通り四隅の座標での合わせ込みとなる。
- [地理院地図]-[タイル形式画像リンクデータ]-[タイル形式画像を広域イメージに登録]で、[タイル画像を広域イメージに登録]ダイアログボックス内に「元のファイル(拡張子)のまま保存する」オプションを追加。
【地理院地図】地理院タイルデータの利用@ [地理院タイル画像]
- [属性]-[オプション]-[属性転記]-[属性転記(レイヤー間)]において、「アーク代表点から最近接するアーク属性」を追加。
- 「図上計測」で斜距離・斜面積を計測できるようにした。
[ツール]-[図上計測]-[図上計測プロパティ]で
の各チェックボックスを追加、これらをONにする事で、プロジェクトに登録されたTINもしくは標高メッシュを参照してZ値を加味した距離、面積を算出する。
図上計測
- [編集]-[編集]-[編集作図]-[アーク延伸・収縮](コマンド:ArcExtend)を追加。
ダイアログを出し、距離を指定してアークを延伸・収縮させる。
- [編集]-[編集]-[編集作図]-[ポイントからノード生成]において、「ポイント・ノード間の(垂線)アークを生成する」オプションを追加。
- [データベース]-[保存]パネル[複製]メニューを追加。
- [データベース]-[保存]-[データベースを複製](コマンド:DbNew):アクティブになっているデータベースを複製したデータベースを生成
- [データベース]-[保存]-[選択レコードのみを複製](コマンド:DbNewSel):選択されたレコードを抽出したデータベースを生成
- [ツール]-[表示領域]パネルを整理して、「地理院地図」に加えて、「Google Maps」もボタンメニューに追加。
更に「閲覧カスタマイズ」(コマンド:CJViewCustom)で、それらの地図表示に関わるURLをカスタマイズして、表示する地図種類を選べるようにした。
また、ユーザー定義のURLで任意の地図サイトの表示領域検索をできるようにした。
合わせて、「URLバーコードを表示」のオプションで、実際にブラウザを開くのではなく、そのURLのバーコードを表示してスマートフォン等で閲覧可能とした。
表示領域検索
- [インポート]-[点群・TINデータ]-[航空レーザープロファイラー]で、「ポイントデータは生成しない」オプションを追加。
チェックがONの場合、標高メッシュだけを作成する(図郭だけの空のレイヤーは残る)。
- データベース検索における「列挙型」のフィールドに関して、pcm.iniで
[DbRecSearchDlg]
EnumByValue=1
をセットする事で、列挙される文字列で検索できるようにした(従来は「キーとなる整数値」で検索)。
- 【シンプルリボンモード】
リボンを通常の3段(文字+アイコン)から1段(アイコン)表示にしたシンプルリボンモードに対応した。
メインウィンドウ右端のアイコンが該当する。
また、カスタマイズ配置用に[ワークスペース]-[プロジェクトワークスペース]にも「シンプルリボン」チェックを追加。
関連して、リボンカスタマイズの[名称設定]ダイアログボックスで、「シンプルモード時は非表示」チェックボックスのオプションを追加した。
リボンバーのカスタマイズ
- ステータスバーの標高値表示ではTINからの値を優先しているが、(オーバーヘッドが大きい場合)pcm.iniで
[PcmView]
HbyTin=0
で、TINを参照しないよう設定可能とした。
- [ツール]-[図上計測]-[断面図・縦断図]-[ポリゴン体積算出]で、
をドロップダウンリストで指定できるようにした。
また、「PolVolume」コマンドパラメーターに
- -RefHMesh△標高メッシュタイトル
- -RefTin△TINタイトル
で参照するものを指定できるようにした。
- [データベース]-[リンク]-[属性ウィンドウ]-[ベクター属性付与テーブルウィンドウ表示]について、
コマンド:AttrTbl△-Sel
で、選択状態のレコードのみを属性付与テーブルとして表示されるようにした。
2021/09/08 [8.021]
-
- [インポート]-[点群TINデータ]-[LASデータ密度マップ](コマンド:ImportLasDensityMap)を追加。
LASファイルデータを解析し、その点密度を指定のメッシュ間隔で求め、密度マップを生成する。
- [インポート]-[点群TINデータ]-[LASデータサンプリング](コマンド:ImportLasSample)で、「指定のLASファイルに集約して出力する」オプションを追加。
レイヤーのポイントデータにするのではなく、1つのLASファイル、もしくは"X,Y,Z,R,G,B,I,C"のCSVファイルに集約して保存する。
- シェープファイルへのエクスポートに関して、整数型、実数型のフィールドで、「"0"は表示しない」に設定されているか、Null値に対応した状態で、Null設定されているレコードに関しては、空白の状態で出力されるようにした。
ArcViewシェープファイルへのエクスポート
- シェープファイルのインポートに関して、整数型、実数型のフィールドで空白値があった場合は、データとしては「0」をセットし、そのフィールドの設定で「"0"は表示しない」がセットされるようにした。
ArcViewシェープファイルのインポート
- [ツール]-[空間統計解析]-[ポリゴンオーバーレイ]-[ポリゴン・標高メッシュヒストグラム](コマンド:PolHMeshOvr)を追加。
前景レイヤーのポリゴンに包含される標高メッシュ値のヒストグラム(データベーステーブル)を生成する。
- [インポート]-[汎用/GIS]-[DM]-[DM(ディジタルマッピングデータ)]において、pcm.iniで
[DmImport]
FontSizeFactor=1.0
の指定で注記フォントサイズをファクター調整できるようにした(デフォルトは1.0=調整なし)。
【pcm.ini】インポート・エクスポート時の設定
- [データベース]-[編集]-[セル編集]-[セル内文字列の並び替え](コマンド:CellSort)を追加。
セル内の文字列を指定の区切り文字で分離し並び替えをした後、整列させた文字列をセットする。
- 構造化ポリゴン生成時において、ポリゴン包含関係を判定する上で、一時的なポリゴンの代表点を求めているが、この代表点を生成する方法を従来の「スキャンライン方式」から「包含最大円を求める方式」に変更した(メッシュポリゴン等における代表点の精度向上のため)。
また、同時に生成オプションがONの場合の代表点を生成する上でも同様に包含最大円を求める方式とした。
なお、pcm.iniにおいて
[SystemEnvMgr]
PolyLabelMode=0
で従来モードとなる。
ポリゴン代表点
2021/06/21 [8.020]
-
|