サポート > PC-MAPPING ヒント集 > データベース > 【計算フィールド】使用例(2) アーク中点傾き
【計算フィールド】使用例(2) アーク中点傾き
計算フィールドではフィールド名称と計算式を組み合わせる事により、その計算結果をセルに表示させる事ができます。
今回は組み込み環境変数:$DegCenterPos を使って、アークの傾き情報を取得、属性をアークに沿って表示させる方法をご紹介します。
■ 設定方法
  1. 計算フィールド未設定時はアークの傾きに関係なく属性が表示されています。
    管が込み合ってくると、どの管の情報なのか分かりづらくなるところもあります。

  2. アーク内部属性にアークの傾き情報を格納するための回転角度型のフィールドを作成します。
    [属性フィールドの設定]ダイアログボックスで、計算フィールドのチェックボックスをONにし、式フィールドに計算式を記述します。
    <>>>ボタンをクリックすると[計算フィールドのヒント]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [計算フィールドのヒント]ダイアログボックスでは、計算フィールドで使用できる関数や環境変数をテーブルから取り出せ、設定を容易に行う事ができます。
    今回は[環境変数]-[$DegCenterPos アークの内部属性DBの場合その中点での傾き角度]を選択します(ダブルクリックで下のテキストボックスに表示されます)。

  4. 追加したフィールドの[表示]チェックををONにし、<OK>ボタンを押します。

  5. アークの傾きに沿って属性が表示されているのが確認できます。

    アーク属性ウィンドウ上でも、角度情報が確認できます。