サポート > PC-MAPPING ヒント集 > データベース > 【計算フィールド】使用例(4) 寸法線の表示
【計算フィールド】使用例(4) 寸法線の表示
計算フィールドではフィールド名称と計算式を組み合わせる事により、その計算結果をセルに表示させる事ができます。
今回は環境変数とフィールド型を組み合わせてアークを引くだけで寸法線が表示できる方法をご紹介します。
■ 設定方法
  1. アーク内部属性に以下のようなフィールドを追加します。

  2. 「アーク長」フィールドには以下の計算式を記述します。
    組み込み関数 $Length (=アークの長さ)を取得します。

  3. 「回転角度」フィールドには以下の計算式を記述します。
    組み込み関数 $DegCenterPos (=アークの方向角(-90〜90))を取得します。

  4. [作図]-[アーク作図・編集]-[垂線アーク]で寸法線アークを作図します([作図]-[スナップ設定]で対象要素に「アーク線上近接点」を指定しておくと、幅の指定が容易になります)。

  5. 作図したアークを[属性]-[属性照会]-[アーク属性照会]を実行し、属性を見ます。

  6. 「アーク矢印」フィールドは以下のように設定します。

  7. 「文字ボックス」フィールドは以下のように設定します。

  8. これらの設定が終了しましたら、[属性コピー]-[属性を初期値に登録]を行ないます。
    これで、次回アークを作図する場合もこれらの設定が有効になります。