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【フィールド型】 縮尺表示制御型
フィールドスタイルの「縮尺表示制御」型は、[レイヤーエキスパート]の各ベクターパネルで、注記文字列と同時に表示のチェックをONにし、かつ、[プロジェクトエキスパート]-[表示モード]パネルで、[縮尺表示制御]チェックがONの場合、各ベクター要素単位に縮尺表示制御が行えます。
[レイヤーエキスパート]-[ようこそ]パネルでも表示制御が行なえますが、これは、レイヤーが背景レイヤー時、または広域ベクター時のみで、ベクター要素単位での設定は行なえません(レイヤー単位での表示非表示の制御となります)。
■ 使用例
下水道レイヤーで、配管(アーク)の属性は常に表示、マンホール(ノード)の属性は、縮尺率が1/400以上の時だけ表示させたい。
▼ 常に配管(アーク)の属性は表示

▼ 縮尺率1/400以上で、マンホール(ノード)の属性が表示される

■ 設定方法
  1. ノードの属性表示に使用するデータベースをアクティブにします。

  2. [属性フィールドの設定]ダイアログボックスで、[縮尺表示制御]型のフィールドを追加します。

  3. [縮尺表示制御]型のセルをダブルクリックすると、[表示縮尺による描画制御]ダイアログボックスが表示されますので、以下のように入力します。

  4. [セルの初期化]を利用して、全てのセルに同じ設定を入力します。

    ※セル毎に異なる縮尺率を設定可能ですが、今回は全て同じ1/400以上を設定しています。

  5. [レイヤーエキスパート]-[ノード]パネルで、注記文字列フィールド(ここでは「マンホール番号」「形状種別」フィールド)と縮尺制御フィールドの、<表示>チェックをONにします。

  6. [プロジェクトエキスパート]-[表示モード]パネルの[縮尺表示制御あり]のチェックをONにします。

  7. ベクターウィンドウ上で縮尺率を1/400以上にすると、マンホール(ノード)の属性が表示されている事が確認できます。
    ▼ 縮尺率:1/401

    ▼ 縮尺率:1/400