【計算フィールド】使用例(5) 行政コード⇔行政名変換
計算フィールドではフィールド名称と計算式を組み合わせる事により、その計算結果をセルに表示させる事ができます。
今回は行政コードと関数を組み合わせて、行政コード⇔行政名双方の変換方法をご紹介します。
- ■ 設定方法
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- 以下のプロジェクトで、ポリゴン属性「Code(整数型)」フィールドに「行政コード」が入っているとします。
- 計算フィールドを追加します。
- GyName(code) …行政コードを行政名に変換
- GyCode(name) …行政名を行政コードに変換
ここでは「行政コードから行政名」を表示したいので、「GyName({Code})」を利用します。
- <OK>ボタンを押し、計算フィールド「行政名」を表示させると、以下のようになります。
- また、GyName(left({Code},2))とすると、左から2桁(=都道府県名)を返します。

※「区」については、同一名があるので、政令指定市の区は指定市名をつけて表現し、東京特別区のみ単体の区として表しています。
《例》 中央区
- →13102:中央区…(東京都)
- →27128:大阪府中央区
- →1101:札幌市中央区
- ■ 補足
- pcm.exeと同じフォルダに「GyCode.txt」ファイルがあれば、これでオーバーライトするので、自家更新も可能です。
フォーマットは、(コード),(名称)の繰り返しとなります。
《例》
13211,小平市
13212,日野市
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