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【ジオコーディング機能】住所フィールドの分解・整形
[データベース]-[リンク]-[ジオコーディング]-[住所フィールドの分解・整形]では、街区レベル位置参照データをあらかじめ全国分処理した専用のデータベース(※)を使い、住所表記を解析して分解・整形します。
※専用のジオコーディングデータベース(PcmGC.pgc)をPCM.exeと同じフォルダーに格納する必要があります。
以下からZip形式のファイルをダウンロードし、解凍して生成される「PcmGC.pgc」をPCM.exeと同じフォルダーに格納して下さい。
街区レベル位置参照情報につきましては、
位置参照情報ダウンロードサービス
をご覧下さい。
■ 「PcmGC.pgc」(2024.03.28作成)収録データ内容
専用のジオコーディングデータベース(PcmGC.pgc) [pcmgc.zip(約400MB)]をダウンロードする
  • 国土交通省:令和5年度街区レベル位置参照情報データ
  • 国土交通省:令和5年度大字・町丁目レベル位置参照情報データ
  • 国土交通省国土地理院:電子国土基本図(地名情報)「住居表示住所」:令和6年3月1日

■ 設定方法
  1. 処理を行いたいDBをアクティブにします。
    ここでは「住所」フィールドに入力されている住所を分解し、整形するとします。
    • 中央区築地一丁目1番1号
    • 中央区八丁堀4丁目5−14
    • 中央区八丁堀2-13-4
    と住所表現が不揃いな状態である事が分かります。

  2. [データベース]-[リンク]-[ジオコーディング]-[住所フィールドの分解・整形]を実行します。
    [住所フィールドの分解・整形]ダイアログボックスが表示されますので、設定を行います。
    [住所フィールド]
    分解・整形の対象となるフィールドを選択します(複数選択可)。
    ここでは「住所」フィールドを対象とします。
    [作成するフィールド]
    分解する項目にチェックを入れます。
    「整形(正規化)後の住所」がONの場合は、分解した上で「整形住所」フィールドに統一された記述の住所が記載されます。
    [地域を限定]チェックボックス
    ONの場合、都道府県の一覧から対象となる場所を限定する事ができます。
    ※地域を限定する事で、処理に掛かる時間を短縮する事ができます。
    テストサンプル
    住所の分解がどのように行われるのかを、このテキストエリアに入力してテストする事ができます。
    住所を入力すると、リアルタイムで上の各フィールドに結果が表示されます。

  3. 設定を行い<OK>ボタンを押すと処理が実行されます。

■ 注意
この機能は「街区レベル位置参照データ」との一致で処理を行います。
そのため、住所が実在するものであっても、「街区レベル位置参照データ」にデータがない場合は、正しく処理が行えませんのでご了承下さい。