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フィールドの照合・転記
2つのデータベース間で、指定したフィールドが一致するかどうか照会し、その結果、相違があればその値を転記します。
キーやデータが一致しないレコードを照合のみ行う事も可能です(転記はせず、選択状態にします)。
■ 設定方法
  1. 「調査結果_old」データベースに「調査結果_new」データベースの情報を、2つのDB間で照合します。
    照合キーは「管理番号」を利用します。

  2. 「調査結果_old」をアクティブにして、[編集]-[フィールド照合・転記]を実行すると[フィールドの照合・転記]ダイアログボックスが表示されます。
    以下のように設定を行い、<OK>ボタンを押します。

  3. 「管理番号」をキーとして、「現況」「管理者」「地積」フィールドのうち、一致しないレコードが選択状態になります。
    オプションとして[照合するだけで、転記処理はしない]チェックをONにしたので、データ転記は行われていません。

    [照合するだけで、転記処理はしない]チェックをOFFにすれば、選択されたレコードのフィールドは、右の「調査結果_new」データベースの情報に置き換えられます。

  4. [キーが不一致で照合・転記できないレコードを選択状態にする]チェックをONにすると、キーフィールド同士、マッチング対象のないレコードを選択状態にします。
    また、[参照されないレコードは新規のレコードとして転記する]チェックをONにすると、キーが一致しないレコードがある場合、新規にレコードが追加されます。

    下の結果で見ると、
    • 管理番号:20=キーフィールド「管理番号」に該当するレコードが「調査結果_new」データベースに存在しないため選択状態
    • 管理番号:33=「調査結果_new」のキーフィールド「管理番号:33」に該当するレコードが「調査結果_old」データベースに存在しないため、新規にレコードを追加
    となっている事が確認できます。