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レイアウトビューの利用方法A [ベクター・データベースからのレイアウトビュー起動]
■ サンプル
サンプル[layout2.zip(約45KB)]をダウンロードする
地番図.pcm:サンプルプロジェクト
samplevec.html:フォームテンプレート(ベクタ用)
sampledb.html:フォームテンプレート(データベース用)

■ ベクター画面からのレイアウトビュー起動
  1. 「地番図.pcm」を起動します。
    ポリゴンの属性表示にレイアウトビューを設定しています([レイヤーエキスパート]-[キーリスト]パネルで確認して下さい)。

  2. 属性照会をレイアウトビューで行います。

  3. ここで、ツールバーの<リンクデータベース呼び出し>ボタンを押します。

    現在設定されているデータベースリンクが選択できるようになっています。
    3つのリンクのうち、いずれのリンク先を表示させるか選択ができます。

  4. <リレーション起動>ボタンを押した場合も同様に、複数のリレーションフィールドがある場合は、ボタンを押すとポップアップメニューから表示先を指定できます。
    ※別プロジェクト(pcmファイル)をリレーションで開く際、同じPC-MAPPINGウィンドウ上でプロジェクトを開く場合はプロジェクト名を、別ウィンドウで開きたい場合はファイル名の後に「△(半角スペース)-P」と記述して下さい。

■ データベース画面からのレイアウトビュー起動
データベースウィンドウで対象となるレコードにフォーカスを移動し[リンク]-[レイアウトビュー表示]メニューからレイアウトビューを表示します。
サンプルの「土地情報」データベースからレイアウトビューを表示します。

  1. 「土地情報」データベースをアクティブにし、[設定]-[データベースの定義]を実行します。

  2. [属性データベース設定]ダイアログボックスが表示されますので、[キーリスト]パネルを開きます。
    レイアウトビューの元となるHTMLファイル「sampledb.html」をベクタの時と同じように「キー」と「値」を入力します。
    • キー = 「Html」
    • 値 = 「C:\sample\layout6\sampledb.html」

    ※[キー]は、全角・半角、大文字・小文字を認識していますのでご注意下さい。
    ※[値]のファイルパス名は相対パスでも構いません。

  3. 対象となるレコードにフォーカスを移動します。
    [リンク]-[レイアウトビュー表示]メニューを実行します。すると、以下のように表示されます。

■ レイアウトビューのツールバーボタン
レイアウトビューのツールバーボタンは以下の通りです(左から)。
名前を付けて保存
[Webページの保存]ダイアログボックスが表示されます。
HTML形式で保存する事ができますので、ベクター要素、レコードごとのHTMLページを作成してインターネットで公開するなどの利用が考えられます。
プリンタを選択して印刷
OSに登録されているプリンタを選択、印刷する事ができます。
現在のプリンタで印刷
現在設定されているプリンタに印刷する事ができます。
印刷プレビュー
レイアウトビューをプレビュー表示します。
リレーション起動
リレーション起動の対象となるフィールドがある場合、それを実行します。複数のリレーションフィールドがある場合は、いずれかを選択できます。
リンクデータベース呼び出し
その内部属性、データベースから他のデータベースへリンクしている場合、リンク先のデータベースを表示します。
ウィンドウのロック
ONの場合、現在表示されているレイアウトビューを閉じずに、次のレイアウトビューを表示します。
OFFの場合、現在表示されているレイアウトビューを自動的に閉じ、次のレイアウトビューを表示します。
ロックピンの制御について
各ベクター要素の[キーリスト]パネルでウィンドウのロックボタンを制御できますが、レイアウトビューのHTMLファイル単位でロックピンを制御するには、HTML内に
<!-- @$AutoDeleteOff$ -->
と記載して下さい。
この記述があるHTMLを使用したレイアウトビューウィンドウでは、照会初期の状態でロックピンがONとなります。
※[キーリスト]パネルで「HtmlTab」キーを登録すると、レイアウトビューのツールバーの表示・非表示を設定する事ができます。
詳しくは、[キーリスト]パネルのヘルプをご覧下さい。