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アークペン重畳描画機能
[アークペンの設定]ダイアログボックスに「重畳描画」機能が追加されました。
これまで二重線等の複雑なアークペンスタイルには、ベクターシンボルを登録し利用していましたが、この「重畳描画」を使う事で、アークペンの設定だけで描画を行えます。
「重畳描画」では、同じレンジに複数のペン設定がある場合、まず重畳描画設定が「なし」のものが描画され、次の重畳描画設定が「1」、「2」と(あれば)そのペンを使って1つのアークを描画します。
※重畳描画設定が「なし」のものが複数あっても描画されるのはどれか1つのパターンのみです。
■ 設定例

■ 設定方法
参照する描画パラメーターの「アーク描画ペン」の各[ペンの設定]ダイアログボックスを開きます。

@の設定
赤枠内の2つのアークペン(いずれもレンジ値=1)で@のアークペンを描画しています。

各アークペンの設定は以下の通りです。
重畳レベル「なし」の上に重ねて「1」のアークが描画され、合わせて@のアークになります。
重畳レベル=「なし」
重畳レベル=「1」

Aの設定
赤枠内の2つのアークペン(いずれもレンジ値=2)でAのアークペンを描画しています。

各アークペンの設定は以下の通りです。
重畳レベル「なし」の上に重ねて「1」のアークが描画され、合わせてAのアークになります。
重畳レベル=「なし」
重畳レベル=「1」

Bの設定
赤枠内の3つのアークペン(いずれもレンジ値=3)でBのアークペンを描画しています。

各アークペンの設定は以下の通りです。
重畳レベル「なし」の上に重ねて「1」「2」のアークが描画され、合わせてBのアークになります。
重畳レベル=「なし」
重畳レベル=「1」
重畳レベル=「2」