グラデーションペンと輪郭グラデーションブラシ
アークペンの設定で、線種として「グラデーションペン」を、ポリゴンブラシの設定で、「輪郭グラデーション」が追加されました。
※いずれの場合も、アルファ値=0では何も描画されません。
また、アルファブレンドが処理されるのは拡張グラフィックスがONの場合のみです。なお、ベクターシンボルの中でこれらの機能は使えません。
- ■ グラデーションペンの設定
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- [ペンの設定]ダイアログボックスで、「スタイル」から「グラデーション」を選択します。
- 「グラデーションペン」の第2カラーと第2のアルファブレンド値で、指定の幅(「線幅」で指定した値)をグラデーション描画します。
ガンマ補正オプションやグラデーション描画を線の右側、左側、両側から選択します。
それなりの線幅(5mm以上〜)を指定しないと効果は視認困難ですのでご注意下さい。
- 上の設定でアークを描画すると以下の図のようになります。
- アークの正方向に向かって右側
- 10mm幅
- 朱色〜薄い朱色
への「グラデーションペン」が表示されているのが分かります。
- 同様にして色や線幅、グラデーションの方向を変えて様々な線が描画できます。
▼ Aの[グラデーションペン]の設定:左側に10mm
▼ Bの[グラデーションペン]の設定:両側に5mm(全体で10mm)、外側に向かって緑のグラデーション
▼ Cの[グラデーションペン]の設定:両側に5mm(全体で10mm)、外側に向かって淡くなるグラデーション
- ■ 輪郭グラデーションブラシの設定
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- [ブラシの設定]ダイアログボックスで、「スタイル」から「輪郭グラデーション」を選択します。
第1カラー&アルファブレンド値と第2カラー&アルファブレンド値でグラデーション描画します。
- 「スタイル」のプルダウンを押すと表示される[ポリゴンブラシスタイル]ダイアログボックスでグラデーション帯の幅と内側、外側、両側を指定します。
オプションとして、ガンマ補正やサイズ固定(幅)の設定も行えます。
- 上の設定でポリゴンを描画すると以下のようになります。
- ポリゴンのに向かって内側
- 10mm幅
- 橙色〜薄い朱色
への「輪郭グラデーションブラシ」が表示されているのが分かります。
- 同様にして色や線幅、グラデーションの方向を変えて様々な線が描画できます。
▼ Aの[輪郭グラデーションブラシ]の設定:外側に5mm
▼ Bの[輪郭グラデーションブラシ]の設定:両側に5mm(全体で10mm)
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