描画キーの検査
描画キーとなっているフィールドの値に該当する描画パラメーターが実際に存在するかどうかのチェックを行います。
- ■ 操作方法
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- [属性]-[描画キーの検査]を実行すると、[属性(描画キー)のチェック]ダイアログボックスが表示されます。
- 検査手法と処理対象レイヤーを選択し、<OK>ボタンをクリックします。
- ◎主描画キーとなっている属性に該当する描画パラメーターセットがあるかをチェックします。
存在しない要素を選択状態にします
- 使用されていないパラメーターがテキストとして記述され、そのベクターを選択状態にします。
- 「主描画」チェックONのフィールドの値と、参照する描画パラメーターを照合します。
- 描画パラメーター側に該当する描画セットがないベクター要素を選択状態にします。
選択状態になっているポリゴン(内部ID:35)→
「主描画」チェックONのフィールド(ここでは「地目」)に「99」という値が入っているが、そのコードを持つブラシが「参照する描画パラメーター」として設定されている描画パラメーター(ここでは「地目」)に存在しないため、エラーとして強調されています。
- チェックログが表示されます。
- ◎主描画キーとなっている属性から参照されない描画パラメーターを削除します
(元の描画パラメーターは、"バックアップ"フォルダーに保持されます)
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- 「主描画」チェックONのフィールドの値と、参照する描画パラメーターを照合します。
- 属性から参照されていない描画セットを削除します。
▼ 処理前
▼ 処理後
削除された場合、以下のようにメッセージウィンドウに記述されます。
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Render(地目) PolBrush(軌道) 削除
Render(地目) PolBrush(鉄道線路) 削除
Render(地目) PolBrush(排水管) 削除
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Render(地目) PolBrush(塩田) 削除
Render(地目) PolBrush(地目コードなし) 削除
コマンド "AttrCheckRenderKey" 実行されました
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- 2.の結果の描画パラメーターを現在利用中の描画パラメーターに上書きし、編集前の描画パラメーターは、プロジェクトの「描画パラメーター」内に「バックアップ」フォルダーが作成され、そこに保存されます。
【注意】
描画パラメーターセットが外部ファイル(*.pcp)の場合、編集後の結果がpcpファイルに保存され、元の描画パラメーターは「バックアップ」フォルダー内に内部データとして保存されます。
- ◎主描画キーとなっている属性から参照されるものを統合して一時的な描画パラメーターを作成します
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- 選択した全てのレイヤーに対し、それぞれ「主描画」チェックONのフィールドの値と、参照する描画パラメーターを照合します。
- 属性から参照されている描画セットのみを統合します。
- 統合した描画パラメーターを凡例ウィンドウに表示します。
この凡例を利用するには、凡例ウィンドウの[ファイル]-[名前を付けて保存]します。
【注意】
新規に作成される統合された描画パラメーターは、複数のレイヤーから参照されている場合、レンジがダブる場合があります。
そのため、この描画パラメーターをそのまま参照して使用できない可能性がありますので、ご注意下さい。
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