ダブり点表示抑制
[ファイル]-[システム環境]-[システム環境設定]-[表示と印刷]パネルに「表示時ダブりポイント描画抑制のしきい値(ピクセル)」が追加されました。
[レイヤーエキスパート]-[ポイント]パネルの「表示設定」で[ダブり点表示抑制]がONの場合、描画時に近傍位置(ピクセル値をプルダウンから選択)に描画されると判断されたポイントの描画を抑制します。
大量のポイントがあるプロジェクトを小縮尺で表示した時の描画時間を節約するのに有効です。
※ただし、これを使用した場合、各ポイント間の表示順位などはその性格上崩れる事にご注意下さい。
- ■ 設定方法
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- 以下のようにポイントが多い(31508件)プロジェクトを全体表示すると、描画に時間が掛かってしまいます。
ここで「ダブり点表示抑制」機能を利用します。
- 表示抑制したいポイントがあるレイヤーの[レイヤーエキスパート]-[ポイント]パネルを開きます。
「表示設定」の[ダブり点表示抑制]チェックをONにします。
- 次に、[ファイル]-[システム環境]-[システム環境設定]から[表示と印刷]パネルを開きます。
「表示時ダブりポイント描画抑制のしきい値(ピクセル)」で、プルダウンから近似位置のピクセル値を選択します。
- この二箇所を設定し、再びベクター画面に戻ると、ポイントが間引かれて表示されているのが分かります。
「しきい値」が大きいほど、表示されるポイントの数は少なくなります。
▼ しきい値 = 32ピクセルの場合

▼ しきい値 = 16ピクセルの場合

▼ しきい値 = 4ピクセルの場合

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