スクリプトによる正規化基準点生成
結合点に正規化基準点を生成します。
- ■ サンプル
サンプル[script10.zip(約17KB)]をダウンロードする
 | サンプル.pcm | :サンプルプロジェクト |
 | 正規化基準点生成.js | :サンプルJScript |
 | 正規化基準点生成.vbs | :サンプルVBScript |
- 《内容》
- クイックバーのボタンに登録し、パラメーター(引数)から必要な条件を設定、取得しています。
パラメーターには、正規化基準点を生成する「レイヤータイトル」と基準点情報が入力されている「フィールドタイトル」を記述します。
レイヤーに作図されているアークの交点から結合点を自動生成し、この結合点に正規化基準点を生成します。
このとき、アークの内部属性フィールドから座標列X,Yを取得、正規化基準点に設定しています。
ここでは、「正規化」レイヤーの「座標」フィールドを指定します。
- ■ 準備
- JScriptの場合「正規化基準点生成.js」、VBScriptの場合「正規化基準点生成.vbs」を記述します。
ここでは、「正規化基準点生成.js」を例に記述します。
- ダウンロードしたファイルを「C:\sample\script10」フォルダーへ解凍します。
- ダウンロードしたスクリプトファイル「正規化基準点生成.js」をクイックバーに登録します。
[ワークスペース]リボン-[カスタマイズ]- [クイックバー]を実行して、「クイックバーの設定(クイックバー1)」ダイアログボックスを表示します。
<追加>ボタンをクリックし、「クイックバーボタンの設定」ダイアログボックスを表示します。
- パラメーターに「アークが作図されているレイヤータイトル」、「属性を入力するフィールドタイトル」を入力します。
ここでは、
- レイヤータイトル「正規化」
- フィールドタイトル「座標」
と入力します。

- ■ 実行
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- ダウンロードしたサンプルプロジェクト「サンプル.pcm」を開きます。
- このプロジェクトには「正規化」レイヤーが登録されており、アークの内部属性には「座標」フィールドが設定されています。
「座標」フィールドには縦状アークにはX座標列「X*****」、横状アークにはY座標列「Y*****」が入力されています。
- クイックバー<基準点生成>ボタンを実行します。
正規化基準点が生成されます。また、正規化基準点の数が表示されます。
この正規化基準点は、アークの交点を結合点にし、アークの内部属性「座標」から「X*****」と入力されている座標をX座標列、「Y*****」と入力されている座標をY座標列として、正規化後の座標に入力し、生成しています。

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