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スクリプトによるNif2フォーマットのエクスポート
PC-MAPPINGのエクスポート機能は複数あるレイヤーを1つのファイルへエクスポートする事は可能ですが、レイヤー毎にファイルへエクスポートする事ができません。
ここでは、一括でレイヤー単位にエクスポートするスクリプトを記述します。
■ サンプル
サンプル[script24.zip(約36KB)]をダウンロードする
Sample.pcm:サンプルプロジェクト
NIfExport.js:サンプルJScript
NIfExport.vbs:サンプルVBScript

《内容》
ユーザーメニューまたはクイックバーに登録し、引数から必要な条件を取得しています。

■ 準備
JScriptの場合「NIfExport.js」、VBScriptの場合「NIfExport.vbs」を記述します。
ここでは、「NIfExport.js」を例に記述します。

  1. ダウンロードしたファイルを「C:\sample\script24」へ解凍します。

  2. ダウンロードしたスクリプトファイル「NIfExport.js」をユーザーメニューに登録します。
    [ワークスペース]リボン-[カスタマイズ]-[ユーザーメニュー]を実行して、[ユーザー定義メニュー1]ダイアログボックスを表示します。
    <追加>ボタンをクリックし、[ユーザー定義メニュー2]ダイアログボックスを表示します。
    スクリプトを登録して、引数を以下のように設定します。
    引数に、「保存フォルダー」、「キーコード長」、「ポリゴン処理方法」を入力します。
    ここでは、
    • 保存フォルダー「C:\sample\script24」
    • キーコード長「6」
    • ポリゴン処理方法「0」
    と入力します。

  3. クイックバーに登録する場合は、[ワークスペース]リボン-[カスタマイズ]-[クイックバー]を実行して、[クイックバーの設定(クイックバー1)]ダイアログボックスを表示します。
    <追加>ボタンをクリックし、[クイックバーボタンの設定]ダイアログボックスを表示します。
    スクリプトを登録して、引数を以下のように設定します。
    引数に、「保存フォルダー」、「キーコード長」、「ポリゴン処理方法」を入力します。
    ここでは、
    • 保存フォルダー「C:\sample\script24」
    • キーコード長「6」
    • ポリゴン処理方法「0」
    と入力します。

■ 解説
  1. ダウンロードしたサンプルプロジェクト「Sample.pcm」を開きます。

  2. [ユーザーメニュー]リボン-[エクスポート]-[NIFエクスポート]またはクイックバーから[NIFエクスポート]を実行します。

  3. すると、「C:\sample\script24」に「画地.nif」「道路水路境界.nif」「大字界.nif」ファイルが作成されます。
    何らかの原因でエクスポートできなかったレイヤーはアウトプットウィンドウのメッセージウィンドウに表示されます。

■ ヒント
今回はNif2フォーマットをエクスポートしましたが、これ以外にも色々な種類のエクスポートを行なう事ができます。
ユーザー定義メニューの引数として「エクスポートするフォーマットの種類」「エクスポートオプション1」「エクスポートオプション2」「エクスポートオプション3」「エクスポートオプション4」「エクスポートオプション5」と取得できるようにしておけば、汎用的にご利用いただけると思います。
詳しくはレイヤー:Export()メソッドをご覧下さい。