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起動型スクリプティング
PC-MAPPING起動時にスクリプトを実行する事ができます。
例えば、ユーザー名を入力するようなインプットボックスを表示し、それによってセキュリティをかけたり、クイックバーの設定を変更する事や、読み込むプロジェクトを選択する事が可能です。
■ サンプル
サンプル[script26.zip(約1KB)]をダウンロードする
Autoexec.js:サンプルJScript
Autoexec.vbs:サンプルVBScript

《内容》
ユーザー名を入力させ、間違えた場合PC-MAPPINGは終了します。

■ 実行
  1. 解凍した「Autoexec.vbs」または「Autoexec.js」をPC-MAPPINGがインストールされているフォルダーにコピーします。
    -PrmDirを利用されている場合は、ここで指定しているフォルダーにコピーします。

  2. PC-MAPPINGを起動します。

  3. インプットボックスが表示されるので、ユーザー名を入力し、<OK>ボタンを押します。

  4. すると、PC-MAPPINGが利用できます。間違えた場合、PC-MAPPINGは終了してしまいます。

■ 補足
  1. 「Autoexec.vbs」「Autoexec.js」のソースにユーザー名が入力されているので、セキュリティにならないと思われる方は、スクリプトファイルを「暗号化して保存」する事ができます。
    ツールバーに<暗号化して保存>ボタンがありますので、ご利用下さい。
    ただし、暗号化してしまうと、PC-MAPPINGでも開く事ができませんので、必ずバックアップとして暗号化前のスクリプトは保管されておいた方が良いでしょう。

  2. 「Autoexec.vbs」「Autoexec.js」に永久ループのような制御不能になるスクリプトを記述した場合は、Ctrlキー+Shiftキーを同時に押して、PC-MAPPINGを起動して下さい。制御を無効にする事ができます。

  3. 「Autoexec.vbs」「Autoexec.js」はPC-MAPPING起動(Pcm.exe実行)時に実行される起動型スクリプトファイルです。
    これ以外に、開くプロジェクト名と同一名称のスクリプト(例えば、「Gesui.pcm」と「Gesui.vbs」または「Gesui.js」)が同一フォルダーにあれば、このスクリプトが実行されます。

  4. PC-MAPPING起動後に「Autoexec.vbs」「Autoexec.js」は実行されるので、PC-MAPPINGが起動している(メインウィンドウが表示される)のが確認できます。
    PC-MAPPINGの起動を見せないようにするには起動オプション「-Hide」を使用します。
    起動オプション(-Hide)