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JScript(JavaScript)の使用について
■ 概要
PC-MAPPING Ver.6まで、対応スクリプト言語はVBScriptのみでしたが、PC-MAPPING Ver.7よりJScript(JavaScript)も使用できるようになりました。

Ver.8の場合
[スタート]-[システム環境設定]-[システム環境設定]の「操作3」パネルにある「使用するスクリプト言語」の「VBScript」「JScript(JavaScript)」ラジオボタンで選択します。
※デフォルトは「JScript(JavaScript)」になっています。

【注意事項】
Ver.7でVBSをクイックバーやユーザーメニューに登録していた場合、そのままVer.8の環境に乗せ替えた際に、
  1. スクリプト冒頭に「'@VBScript」の宣言がない
  2. 上記環境設定で、使用スクリプト言語がデフォルトのまま「JScript(JavaScript)」になっている
と実行できません。
後述のように、明示的に「VBScript」である事を記述するか、使用言語を正しく選択して下さい。
Ver.7の場合
[ファイル]-[システム環境]-[システム環境設定]の「操作2」パネルにある「使用するスクリプト言語」の「VBScript」「JScript(JavaScript)」ラジオボタンで選択します。
※デフォルトは「VBScript」になっています。

起動オプション「-VbsMode△2」を設定する事によりデフォルトスクリプト言語をJScript(JavaScript)にする事もできます。
詳細は、ヒント集起動オプション一覧 [概要] を参照して下さい。
また、スクリプトファイルを開く際に、拡張子が「.js」のファイルを明示的に開くとJavaScriptと判断します。
なおスクリプトの冒頭部分に
 '@VBScript
と記述する事で、VBScriptと解釈されます。
同様に
 //@JScript
あるいは、
 //@JavaScript
と記述する事で、JavaScriptと解釈されます。
ただし、スクリプトエディターなどでのキーワードのハイライト処理はこの影響を受けません。

■ サンプル文
アウトプットウィンドウのメッセージ欄に現在の時刻を表示します。
スクリプト言語がJavaScriptである事を明記します。
//@JavaScript
function Cmd()
{
var msgstr = new Date();
var pcm = new ActiveXObject("Pcm.App");
var frm = pcm.GetMainFrame();
var obar = frm.GetOutputBar();
var msg = obar.GetMessageWnd();
msg.AddText(msgstr + "\r\n");
}