サポート > PC-MAPPING ヒント集 > スクリプト > スクリプトによるアークの作図
スクリプトによるアークの作図
マウスでスナップした座標列から、アークを生成します。
■ サンプル
サンプル[script9.zip(約4KB)]をダウンロードする
アーク作図.js:サンプルJScript
アーク作図.vbs:サンプルVBScript

ユーザーメニューまたはクイックバーに登録し、引数から必要な条件を取得しています。
マウスでスナップした座標列からアークを生成、アークの内部属性にフィールドを追加、インプットボックスで入力した値をこのフィールドに転記します。
ここでは、「sample」レイヤーの「属性」フィールドを指定します。

■ 準備
JScriptの場合「アーク作図.js」、VBScriptの場合「アーク作図.vbs」を記述します。
ここでは、「アーク作図.js」を例に記述します。

  1. ダウンロードしたファイルを「C:\sample\script9」へ解凍します。

  2. ダウンロードしたスクリプトファイル「アーク作図.js」をユーザーメニューに登録します。
    [ワークスペース]リボン-[カスタマイズ]-[ユーザーメニュー]を実行して[ユーザー定義メニュー1]ダイアログボックスを表示します。
    <追加>ボタンをクリックし、[ユーザー定義メニュー2]ダイアログボックスを表示します。
    スクリプトを登録して、以下のように設定します。
    引数に、アークを作図するレイヤー名と、属性を入力するフィールド名を記述します。
    ここでは、
    • レイヤー名「sample」
    • フィールド名「属性」
    と入力します。

  3. クイックバーに登録する場合は、[ワークスペース]リボン-[カスタマイズ]-[クイックバー]を実行して[クイックバーの設定(クイックバー1)]ダイアログボックスを表示します。
    <追加>ボタンをクリックし、[クイックバーボタンの設定]ダイアログボックスを表示します。
    スクリプトを登録して、引数を以下のように設定します。
    引数は2.と同様です。

■ 解説
  1. プロジェクトファイルを開きます。

  2. [ユーザーメニュー]リボン-[作図]-[アーク作図]またはクイックバーから[アーク作図]を実行します。

  3. マウスが十字カーソルになり、マウスのスナップ待ち状態になります。
    マウスの左ボタンでスナップしていきます。マウスの右ボタンで終了します。

  4. ウィンドウが表示されますので、フィールドに転記する値を入力します。

  5. 属性入力後、<OK>ボタンをクリックすると、確認のメッセージウィンドウが表示されます。
    終了したい場合は、<いいえ>ボタンを押して下さい。

  6. すると、アークが生成され、内部属性「属性」フィールドに値が入力されている事が分かります。

※ラスターを背景にスナップを行う場合、キーボードの[PageUp][PageDown]キー、上下左右の方向キーを使用すると、マウス入力待ちの状態でも、拡大、縮小、移動が行えます(拡大、縮小はマウスの位置を中心として行われます)。
なお、クイックバーやツールバーのボタンは効きませんのでご注意下さい。