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文字列部分表示の抑制
これがONの場合、表示もしくは印刷の際、属性表示の文字列が完全に描画されない(表示・印刷枠にかかって一部が欠落)する場合、その文字列全体の描画を抑制する機構が動作します。
※なお、文字列が完全に描画されるかは、その文字列を描画するフォントのメトリックスより外接長方形を算出して判定するため、精度的な限界はあります。
また、この機構が実際に動作するのは、
  1. [レイヤーエキスパート]-[ようこそ]に追加された「文字列部分表示の抑制(部分的にしか表示されない文字列を非表示にする)」オプションがONのレイヤーの場合
  2. 広域ベクターのスロット単位に設定する方法として、広域ベクタースロット特性に追加された、「文字列部分表示の抑制(部分的にしか表示されない文字列を非表示にする)」オプションがONの場合
  3. [表示モード]-[その他]の「文字列部分表示の制御」チェックがONの場合
です。
■ 「文字列部分表示の抑制」がOFFの場合
文字列の移動は行わないので、表示もしくは印刷の際の属性表示で、表示・印刷枠にかかった文字列は全て表示されずに、切れた状態になります。

■ 「文字列部分表示の抑制」がONの場合
文字列全体の描画を抑制する機構が動作して、表示もしくは印刷の際の属性表示で、表示・印刷枠にかかった文字列は非表示にします。