文字列とアークの交差検査
同一レイヤーの属性として表示される文字列とアーク間、または文字列間で交差していると思われるものを抽出します。
- ■ 注意
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- 交差判定には、文字列の外接長方形を算出して行うので微妙な個所については、文字とは交差していなくても交差していると判定される場合があります。
- 論理的な座標計算であるため、太い線種で描画されているアークと重なっていても、交差していないと判定される場合もあり得ます。
- [文字ボックス型]、[注記属性]で表示される文字列も対象となります。
- [レイヤーエキスパート]-[ポリゴン]の表示設定で、「サイズ固定」がOFFになっている事を確認して下さい。
- ポリゴンに関しては、[ポリゴン生成]の際にポリゴン中心点が作成してある場合にのみ有効です。
- 前景レイヤーの文字列と背景レイヤーのアークの交差だけでなく、前景レイヤーと指定の背景レイヤー間で文字列、アークの検査を行えますが、背景レイヤーに関しては、背景レイヤー時のレイヤー表示モードが使われます。
- ■ 使用例
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- 画地(ポリゴン)の属性文字と、アークの交差を検索してみます。
- [編集]-[交点・ダブリアーク]-[文字列とアークの交差検査]を選択し、検査対象となる要素の設定を行います。
- 上記ダイアログの設定でコマンドを実行すると、アークと交差していると思われる属性文字列を持つポリゴンが選択状態になります。
- 検査対象となる文字列をもつ要素
- どのベクタ要素の属性文字列について交差検査をするかを設定します。
- 交差していると思われるものを選択状態にする
- 検査により抽出された属性文字列を持つベクタ要素を選択状態にします。
- 交差していると思われる対象アークを
- 交差により抽出されたアークを選択状態にするまたは、エラーフラグを立てます。
- [表示]-[画面表示]-[選択ベクタの巡回表示]を使うと、選択されたポリゴンが画面の中心に巡回表示されます。
必要に応じて、文字サイズの調整、引き出し線の設定を行って下さい。

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