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属性によるポリゴン合併
前景レイヤーのポリゴンに対して、指定した属性が一致する隣接ポリゴンの合併処理を行います。
同時に、内部属性の演算(加算)も行う事ができます。
■ 操作方法
  1. 処理対象のレイヤーを前景レイヤーにします。

    ここでは、対象レイヤー『町丁目』のポリゴン属性の「グループ番号」と「人口」が表示されています。

  2. [編集]-[ポリゴン処理]-[ポリゴン合併]-[ポリゴン合併(属性)]を実行します。
    [属性によるポリゴン合併]ダイアログが表示されますので、設定を行います。
    [指定属性]
    指定属性1〜4に、合併の条件となるフィールドを指定します。
    [合併演算(加算)するフィールド]
    内部属性に合併演算(加算)するフィールドがある場合は、マウスでリストをクリックするか、リストボックスにフォーカスを移した後、矢印キーで移動し、Spaceキーで選択して下さい。 複数フィールドを選択する場合は、Ctrlキー+マウスでクリックします。
    [合併処理した新しいレイヤーを作る]チェックボックス
    ONの場合
    新規にレイヤーを作成して合併処理した結果をコピーします。
    OFFの場合
    現在のレイヤーが合併処理した結果に置き換えられます。
    [選択されたポリゴン間のみ合併処理をする]チェックボックス
    ONの場合
    選択状態のポリゴンのみを対象に、指定の属性が一致する隣接ポリゴンを合併します。
    OFFの場合
    指定の属性が一致する隣接ポリゴンを対象に合併処理を行います。

  3. <OK>ボタンを押すと合併処理が実行され、同時に[合併演算(加算)するフィールド]で指定したフィールドについて値が演算(加算)されます。
    [合併処理した新しいレイヤーを作る]チェックボックスがONの場合
    新規レイヤー(元のレイヤー+"(Dup)")が作成されて前景レイヤーとなります。

    [合併演算(加算)するフィールド]で指定したフィールド「AREA」と「人口」には加算された値が入っています。
    指定しないフィールド「PERIMETER」と「町丁目」には、合併される前のいずれかの値が入っています。
    また、文字型のフィールド(例えば、ここでは「町丁目」)を[合併演算(加算)するフィールド]に指定した場合は、文字列を連結した結果となります。
    [合併処理した新しいレイヤーを作る]チェックボックスがOFFの場合
    元のレイヤーが上書きされます。