統合品質管理マネージャー
[拡張機能]-[統合品質管理]以下に、
- [位相一貫性のチェック]
- [基本データ構造検査]
- [データベース構造検査]
- [高さデータ構造検査]
- [データ統計情報]
- [品質管理表生成]
が追加されました。
- ■ (1) 位相一貫性のチェック
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- [拡張機能]-[統合品質管理]-[位相一貫性のチェック]を実行すると、[位相一貫性のチェック]ダイアログボックスで、エラーをチェックしたい項目のチェックボックスをONにし、<OK>ボタンを押します。

[編集]-[交点・ダブリアーク]-[位相一貫性のチェック]と同様です。
位相一貫性のチェック を参照して下さい。
- 各検査の結果をNDVとして、プロジェクトの「品質管理情報」フォルダーに保存します。

- ■ (2) 基本データ構造検査
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- [拡張機能]-[統合品質管理]-[基本データ構造検査]を実行すると、[基本データ構造検査]ダイアログボックスで、エラーをチェックしたい項目のチェックボックスをONにし、<OK>ボタンを押します。
- エラーの箇所にポイントが生成され、新規に作成された『基本データチェック』レイヤーに保存されます。
また、各検査の結果をNDVとして、プロジェクトの「品質管理情報」フォルダーに保存します。

- ■ (3) データベース構造検査
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- [拡張機能]-[統合品質管理]-[データベース構造検査]を実行すると、[データベース構造検査]ダイアログボックスで、エラーをチェックしたい項目のチェックボックスをONにし、<OK>ボタンを押します。

チェック項目 | 指定種別 | エラー種別 |
フィールド名の整合検査(*1) |
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フィールド型整合検査(PCM固有のフィールド型(*2)を使っていないこと) |
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データベースリンクでリンク先がない(*3)フィールド |
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データベースリンクでリンク先がない(*3)レコード |
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ユニークキー検査 |
ユニークキーとするフィールド名 |
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整数型フィールドで値が0のレコード |
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シェープファイル仕様(11バイト長まで) |
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(*1)フィールド名の検査以下の検査で該当するものをエラーと判定し、メッセージボックスに表示します。
- 空白や記号を使っていないか、すなわち、半角文字で、数字、A-Z、a-z以外の文字はないかを検査します。
ただし、全角文字は全て対象外とします。
- フィールド名に重複がないかを検査します。
- 英字の大小を区別しない場合、フィールド名に重複がないかを検査しますが、この時、空文のフィールド名もチェックします。
→[設定]-[データベース定義の整合検査]と同様です。
(*2)文字型・整数型・実数型・数値型・BOOL型・DECIMAL型以外全てを「PCM固有のフィールド型」として検査します。
(*3)→[属性]-[データベースリンク]-[リンクキーの整合検査]と同様です。
- 各検査の結果をNDVとして、プロジェクトの「品質管理情報」フォルダーに保存します。

- ■ (4) 高さデータ構造検査
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- [拡張機能]-[統合品質管理]-[高さデータ構造検査]を実行すると、[Z(高さ)データ構造検査]ダイアログボックスで、エラーをチェックしたい項目のチェックボックスをONにし、<OK>ボタンを押します。
- エラーの箇所にポイントが生成され、新規に作成された『高さデータチェック』レイヤーに保存されます。
また、各検査の結果をNDVとして、プロジェクトの「品質管理情報」フォルダーに保存します。

- ■ (5) データ統計情報
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- [拡張機能]-[統合品質管理]-[データ統計情報]を実行すると、[データ統計情報]ダイアログボックスで、統計処理を実行したい項目のチェックボックスをONにし、<OK>ボタンを押します。
- 各検査の結果をNDVとして、プロジェクトの「統計管理情報」フォルダーに保存します。

- ■ (6) 品質管理表生成
- プロジェクトの「品質管理情報」または「統計管理情報」フォルダーにあるNDVからExcel帳票を作成します。
※前述(1)〜(5)を一度も実行していない場合、帳票は出力されません。
- [拡張機能]-[統合品質管理]-[品質管理表生成]を実行すると、直ちに処理が実行されます。
- 各検査の結果のNDVを、Excel帳票形式で出力します。

- ■ 補足
- 生成される結果のデータベースは、再度同じチェックを実行すると、古い方のデータベースは名前の最初に「@@」が付きます。
自動ではデータベースはプロジェクトから解除されませんので、不要であれば「@@」付きのデータベースは適時削除して下さい。
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