オートナンバー機能
[属性フィールドの設定]ダイアログボックスで、[自動附番]チェックボックスにチェックを入れると、[レコード]-[新しいレコード]、[新しいレコード(詳細設定)]等でデータベースにレコードを追加した場合、このフィールドへ自動的に数値が付与されます。
[自動附番]チェックがONの場合、新規にレコードが作成されると使用されている最大の値+1の番号が割り当てられ、それがユニークになる事を保証しますが、一度割り当てられた後は、ただのフィールド値となり、勝手に変わる(再附番等)事はありません。
再附番したい場合は、DBメニュー:[編集]-[自動附番]を実行して下さい。
自動附番
- ■ 設定方法
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- 以下のようなデータベースがあるとします。
- 「管理番号」フィールドの[属性フィールドの設定]ダイアログボックスを開きます。
[自動附番]チェックボックスをONにし、<OK>ボタンを押します。
- [レコード]-[新しいレコード]で、最後尾にレコードを一件追加します。
「管理番号」に「011」と通し番号が自動的に振られているのが確認できます。
- [自動附番]チェックボックスが設定できる型は、「整数型」・「整数型(先行ゼロ)」・「長整数型」です。
レコードを削除した場合、そのフィールドの番号は歯抜けの状態になります。
よって、自動附番される番号は、現在の最大値以降の数値となります。
- 下図のような[自動附番]が設定されたフィールドが歯抜け状態(「002」「007」が抜けている状態)のデータベースに、新規にレコードを追加します。
- 「現在の最大値」は「009」なので、自動附番される番号は「010」となります。
欠番となっている「002」「007」は附番されません。

- ■ 初期値の設定
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- ユニークな番号を生成するにあたって、[設定]-[初期値の設定]で設定した初期値を参照する事ができます。
初期値設定で0以上の値を設定すれば、初期値+1から附番が始まります。
- 以下のようなデータベースがあるとします。
- 「管理番号」フィールドの初期値を設定しない(=0)場合、レコードを追加すると、下図のように「011、012、013…」と附番されます。
- 「管理番号」フィールドの初期値を設定した(=100)場合、レコードを追加すると、下図のように「101、102、103…」と附番されます。

- ■ 注意点
- 内部属性フィールドに[自動附番]チェックがONの場合、ダブりのないユニークな値になりますが、ベクターの変更(例:ポイントシンボル回転・削除)等により値が変動する場合があるので、リンクキーには使わないようにして下さい。
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