固定長レコードデータ
- ■ 概要
- [ファイル]-[新規作成]-[固定長レコードデータ]は、以下のような固定長レコードのテキストファイルからデータベースを生成する機能です。
▼ 読み込むテキストファイル

使用にあたっては、まず、"フィールド定義データベース"をNDVの形式で作成しておく必要があります。
フィールドには、以下の設定を行い、読み出すデータのフィールド数分だけ、レコードを設定します。
第1フィールド | フィールドの名称 |
第2フィールド | 読み出しカラム位置(1から) |
第3フィールド | 読み出しカラム数(0の場合は次の読み出しカラム位置まで) |
第4フィールド | フィールド型(省略可、省略時は全て文字型)
0:文字型、1:整数、3:長整数、4:実数、6:度分秒 |
第5フィールド | 整数、実数の時の表示桁数(省略可、省略時はデフォルト値 (*)) |
第6フィールド | 整数、実数の時の小数桁数(省略可、省略時はデフォルト値 (*)) |
(*) データベースフィールドの新規作成時のデフォルト値については、 【pcm.ini】新規作成時の設定 を参照して下さい。
▼ フィールド定義データベース
また、この"フィールド定義データベース"のキーリストに
- RecLen=レコード長(バイト数) … 省略時は改行コードまで(改行がないデータファイルの場合)
- SkipRec1=nnnn … 最初に読み飛ばすレコード数(省略時は0)
- FieldRec=0または1 … フィールド名として取り込むか否か(省略時は0)
- SkipRec2=nnnn … 次に読み飛ばすレコード数(省略時は0)
- ReadRec=nnnn … 読み込むレコード数(省略時は0(ファイルの最後まで))
を設定しておきます。
- ■ 設定方法
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- [ファイル]-[新規作成]-[固定長レコードデータ]を選択します。
- [ファイルを開く]ダイアログボックスが表示されますので、"フィールド定義データベース"を指定して開きます。
- 続いて[ファイルを開く]ダイアログボックスが表示されますので、読み込むテキストファイル(複数可)を開きます。
- "フィールド定義データベース"の情報を元に、データベースが作成されます。

- ■ 補足
- コマンド処理をする場合は、以下のパラメーターを指定します(△は半角スペース)。
NewDbFixRec△定義NDVファイルパス△読み込むテキストファイル1(△読み込むテキストファイル2…)
また、
NewDbFixRec△定義NDVファイルパス
をユーザーメニュー等に登録しておけば、読み込むテキストファイルだけを指定して処理する事も可能です。
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