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レイアウトビューの利用方法C [マルチリンク表示]
■ レイアウトビューのマルチリンク表示
レイアウトビューでのプレースフォルダーで、通常、
  • @{フィールド名}
  • @[フィールド名]
  • @(フィールド名)
でフィールド値と置き換えていましたが、これに追加して、
  • @{フィールド名$nn}
  • @[フィールド名$nn]
  • @(フィールド名$nn) …nnは1からの整数
と記述する事で、マルチリンクしている場合、そのnn番目の値と置き換えます。
※nn=-1の場合は、フィールドが辞書引きの場合、辞書引きなしの値を取得します。
「マルチリンク」の設定方法については、ヒント集リンクされている複数レコードの属性を表示する(マルチリンク表示) を参照して下さい。

■ 設定方法
以下のように一つの土地に所有者が複数いるとします。

この状態でレイアウトビューを表示すると、
  • @[所有者名]→マルチリンクチェックOFFの状態で表示
  • @{所有者名}→マルチリンクチェックONの状態で表示
となります。
※レイヤーエキスパート側で[マルチリンク]チェックをOFFにしても、レイアウトビュー上での表示は左の通りになります。

ここで、「$nn」を使って表示すると、以下のようになります。
  • 所有者名1…@[所有者$1]
  • 所有者名2…@[所有者$2]
となります。
※マルチリンクの場合、フィールド名の後に$nを付けると、n番目の値だけを表示できます。