リンクされている複数レコードの属性を表示する(マルチリンク表示)
1つのベクターに対して複数のデータベースレコードの属性値をベクター画面上に表示する方法について説明します。
- ■ 準備
- ベクターの内部属性にはデータベースとリンクを取るための属性が入力されています。
ここでは「家屋」レイヤーのポリゴン内部属性「ID」がそれにあたります。
また、「住人DB」データベースにもリンクを取るために「建物ID」フィールドがあります。
▼「家屋」レイヤー

▼「住人DB」データベースの属性値
- ■ 操作手順
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- 1つの建物に複数の入居者があり、それら全てをベクタ図面上に表示します。
[設定]-[レイヤーエキスパート]を実行し、[ポリゴン]パネルを表示します。
- <追加>ボタンを押します。
「住人DB」データベースの「名前」フィールドとデータベースリンクを取れるように設定します。
「マルチリンク表示」チェックボックスにチェックします。

このように、フィールド単位に設定する事ができます。
よって、フィールド単位に1つだけ表示するか、複数表示するか設定できます。
- 「名前」フィールドが作成されますので、「表示」チェックボックスにチェックを入れ、<OK>ボタンを押します。
- ポリゴンの「ID」フィールドに属性値「1」があります。
また、「住人DB」データベースの「建物ID」フィールドに属性値「1」の「名前」フィールドの属性値が3レコードあります。
ベクター画面上のポリゴンにこれら3件の名前が表示されています。

IDが「1」のポリゴンを属性照会すると、該当する3レコードの情報が呼び出されているのが分かります。

- ■ 注意
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- ベクターにリンクする複数レコードの属性値を画面に表示したい場合、それら複数レコードはまとまっている必要があります。
- 複数レコードの表示順はレコードの並び順です。表示順を変更したい場合、リンク番号が入力されているフィールドと表示する属性値でソートするか、「表示順」フィールドを作り、ソートするなどが考えられます。
▼【悪い例】:1レコード目しか表示されません。

▼【良い例】:1〜3レコードの順に表示されます。

- ■ 補足
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- 「マルチリンク」が設定されているフィールドでリレーションを開く場合、「Pcm.ini」ファイルを編集する事で、その起動方法を指定できます。
また、[ファイル]-[システム環境]-[リレーション起動のオプション設定]からも設定する事ができます。
【pcm.ini】リレーション起動オプション設定
- 「マルチリンク」が設定されているフィールドをレイアウトビュー表示する場合、「$nn」と記述する事で、マルチリンクしている場合、そのnn番目の値と置き換えます。
レイアウトビューの利用方法C [マルチリンク表示]
- 「マルチリンク表示」で特に指定しない場合は、属性は立て並びに表示されます。

各ベクターパネルの表示設定で[横並びで表示]チェックをONにすると、以下のように横並びに表示されます。

ここで、[プロジェクトエキスパート]-[環境-2]パネルの「属性表示横並びのセパレータ」を入力すると、複数属性間のセパレータを任意に設定する事が可能です。

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