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【pcm.ini】 縦断図・断面図の設定
pcm.iniファイルは、各種コマンド等の設定記憶ファイルで、PC-MAPPINGをインストールしたフォルダーに格納されます。
このファイルは「テキスト形式」となっていますので、エディタ等で開き、編集を行なう事が可能です。
★ 間違えて修正した場合など、前回の環境と異なった動作をします。
★ また、削除した場合は初期状態に戻ります。このファイルの扱いは、注意して下さい。
★ 設定を有効にするにはPC-MAPPINGを再起動する必要があります。

ダイアログのコントロール値の多くは、前回実行時の値をpcm.iniに保存して、次回使用時に取り出して復元しています。
これらの情報はあまりに多く、雑然として、規則性がない(使用時の条件に左右される)等で、整理された表のようなものは用意されていません。
以下、最近追加された項目について箇条書きしています。
■ [断面図作成のプロパティ]ダイアログボックスの設定情報
[ツール]-[図上計測]-[断面図・縦断図]-[断面図作成プロパティ]から表示される[断面図作成のプロパティ]ダイアログボックスの情報は、
[CrossSection]
Step=10 …計測間隔(単位:m)(デフォルト=10m)
MaxPoint=10000 …最大計測点数(デフォルト=10000)
PriTarget=0 …優先対象(0=標高メッシュ/1=TIN/2=ポイントクラウド)
として記録されます。
ヒント集断面図ウィンドウについて

■ 断面図ウィンドウからCSV・SIMAエクスポートする際の小数桁を指定する
[ファイル]-[CSV・SIMA縦断データファイルにして保存]から保存する場合、データの小数桁数を設定するには、
[CrossSectionWnd]
RKeta=3 …直角座標時のXYの小数桁数
DKeta=9 …経緯度座標時のBLの小数桁数
HKeta=3 …Z値(高さ)の小数桁数
と記述します。
ヒント集断面図ウィンドウについて

■ 断面図ウィンドウで表示に使われる線色を指定する
断面図ウィンドウで表示に使われる線の色を変更したり、新たに追加や削除等も行う事が可能です。
[CrossSectionWnd]
lineColor1=RGB(r,g,b) …RGB色指定(r,g,bはそれぞれ0〜255)
lineColor2=RGB(r,g,b)

lineColor8=RGB(r,g,b)
と記述します。
ヒント集断面図ウィンドウについて

■ アーク縦断図で表示される平面図の詳細を指定する
[ツール]-[断面図・縦断図]-[アーク縦断図の生成]において、以下のような設定を行います(それぞれの値は、省略時の規定値)。
[ArcVSlice]
XMargin0=30 …図郭左部から属性表示枠までのオフセット(mm)
XMargin1=60 …属性表示枠左部から基点(開始)位置までのオフセット(mm)
XMargin2=35 …終点(終了)位置から属性表示枠右部までのマージン(mm)
XMargin3=65 …属性表示枠右部から図郭右部までのおよそのマージン(mm)
ZMargin0=30 …縦断図 図郭下部からのオフセット(mm)
ZMargin1=10 …属性表示と距離表示の間隔(mm)
ZMargin2=100 …ノードの属性表示のためのマージン(mm)
ZWaku=20 …属性表示の間隔(mm)
DYRate=0.25 …平面図の最低縦横比(回転すると線形の範囲では極端に縦が小さくなるのをこの値で抑制する)
CommpassCx=0.9 …コンパスバー中心の図面内でのおよその相対位置X
CommpassCy=0.85 …コンパスバー中心の図面内でのおよその相対位置Y
CommpassDx=0.2 …コンパスバー枠の図面内でのおよその相対サイズX
CommpassDy=0.3 …コンパスバー枠の図面内でのおよその相対サイズY
RotTh=nn …nnは平面図の回転のしきい値(これより角度[*]が小さいときは回転しない)
ヒント集【断面図・縦断図解析】アーク縦断図の作成