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スクリプトによるタスクメニュー構成の出力
PC-MAPPINGに登録されているタスクメニューバーのメニュー構成をExcelファイルへ出力します。
※Microsoft Excelがインストールされている必要があります。
■ サンプル
サンプル[script42.zip(約4KB)]をダウンロードする
pcm.ptsk:サンプルタスクメニューバー
TaskmenubarInfoEx.js:サンプルJScript
TaskmenubarInfoEx.vbs:サンプルVBScript

■ 準備
JScriptの場合「TaskmenubarInfoEx.js」、VBScriptの場合「TaskmenubarInfoEx.vbs」を記述します。
ここでは、「TaskmenubarInfoEx.js」を例に記述します。

  1. ダウンロードしたファイルを解凍します。ここでは、「C:\sample\script42」とします。

  2. 起動オプション(-PrmDir)を参考にプロジェクトファイルの起動ショートカットを作成しました。
    ヒント集起動オプション(-PrmDir)
    ここではリンク先を
    「"C:\Program Files\PC-Mapping8\Pcm.exe"△-prmdir△"C:\sample\script42"」
    (△は半角スペース)
    と設定しています。

  3. PC-MAPPINGを上記のショートカットから起動します。

  4. [ワークスペース]リボン-[カスタマイズ]- [タスクバー]を実行して、[タスクメニューバーのカスタマイズ]ダイアログボックスを表示します。
    以下のように設定されていることを確認します。

  5. <キャンセル>ボタンを押して、[タスクメニューバーのカスタマイズ]ダイアログボックスを閉じます。

■ 解説
要点1
Microsoft Excelを操作するには、Excel.Applicationオブジェクトを使用します。
これは、PC-MAPPINGオートメーションとは異なり、Microsoft Excelがインストールされていると使用できます。

[JScriptの場合]
var objExcel = new ActiveXObject("Excel.Application");
[VBScriptの場合]
Set objExcel = CreateObject("Excel.Application")

要点2
メインフレームクラス:GetTaskBar()メソッドからタスクメニューバーオブジェクトを取得します。

[JScriptの場合]
var objQb = objMf.GetTaskBar();
[VBScriptの場合]
Set objQb = objMf.GetTaskBar()

要点3
タスクメニューバークラス:GetTaskInfo()メソッドからタスクメニューバー設定オブジェクトを取得します。
タスクメニューバーのボタン構成を取得するには、タスクメニューバー設定クラスの各種プロパティを使用します。

[JScriptの場合]
var objTbInfo = objTb.GetTaskInfo();
[VBScriptの場合]
Set objQb = objMf.GetTaskInfo()

■ 実行
  1. コマンドラインバーが表示されているか確認します。
    表示されていなければ、[表示]-[コマンドラインバー]を実行します。

  2. スクリプトファイル「C:\sample\script42\TasknemubarInfoEx.js」と記述し、実行します。

  3. すると、Excelが起動し、プロジェクト構成がエクスポート、表示されます。