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座標テキストデータによる位置修正
[編集]-[編集作図]-[座標テキストデータによる位置修正]が追加されました。
「座標テキストデータ」がデータベースになっている場合、これを使って、前景レイヤーのアーク補間点・ノード・ポイントの位置を移動できます。
ベクターデータから座標テキストデータへの変換方法については、ヒント集ベクターデータの座標テキスト変換 を参照して下さい。
■ 設定方法
  1. 以下のようなプロジェクトで、データベース「筆図形_更新」とポイントのキーとなる属性フィールドは「筆界点名称」となります。
    ベクター上で赤文字で表示されているのは現在のポイントのXY座標値ですが、これを「筆界点名称」で一致したレコードの「座標X」と「座標Y」を使って位置を修正します。
    ここではデータベース側で選択状態のレコードのポイントの位置修正を行ないます。

  2. [編集]-[編集作図]-[座標テキストデータによる位置修正]を実行します。
    [座標テキストデータによる位置修正]ダイアログボックスが表示されますので、座標データのデータベースと座標値として利用するフィールド、ベクターとのキーとなるフィールドをプルダウンから選択します。

    処理方法として、ラジオボタンから「キーとなるポイントを探し、その座標のノード・補間点を移動する」を選択すると、位置修正するポイントと同じ座標にあるノードや補間点(同一レイヤー内)も同時に移動されます。

  3. <キーとなるノード、ポイントを選択する>ボタンを押すと、キーフィールドの一致するレコード件数をダイアログで表示します。

    「筆図形_更新」データベースの
    • 「筆界点名称=3441」はベクター側にないので、「アンマッチング位置」となります。
    • 「筆界点名称=3443」はベクター側にあるので、「マッチング位置」となります。

  4. 該当するベクター(ここではポイント)が選択状態になりますので、処理をしてよければ[座標テキストデータによる位置修正]ダイアログボックスの<OK>ボタンを押して下さい。

  5. データベースのX・Y値の通りにポイント位置が修正されます。
    ▼「キーとなるポイントを探し、そのポイント自体を移動する」の場合=ポイント位置のみが移動

    ▼「キーとなるポイントを探し、その座標のノード・補間点を移動する」の場合=ポイントと同一座標にあったノード・補間点も移動