傾斜区分ランキング出力
傾斜区分ランキング出力は、周囲の標高メッシュを参照して傾斜を計算し、その傾斜角度のランクをCSV形式でファイルに出力するものです。
出力されるファイルのフィールド、レコードの数は、数値地図50mメッシュの場合、経度方向及び緯度方向に地形図を200等分して得られる各区画(1/20細分メッシュ、地図上で約2mm)ファイルを基にしています。
数値地図250mメッシュの場合は、経度方向及び緯度方向に地形図を40等分して得られる各区画(1/4細分メッシュ、地図上で約1cm)ファイルを基にしています。
- ■ 操作方法
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- [ホーム]-[ファイル]-[新規]-[標高メッシュ]を選択します。
- [標高メッシュデータの組み立て]ダイアログボックスが表示されますので、設定を行ないます。
設定方法については、 標高メッシュデータの組立 を参照して下さい。


※上記標高メッシュプロジェクトファイルのように、複数メッシュで構成されているデータのランキング出力をするためには、[標高]-[編集]-[構成メッシュの結合]を実行して、1メッシュに変換する必要があります(読み込んだメッシュが1メッシュ分であれば、変換の必要はありません)。
変換せずに[標高]-[効果]-[傾斜区分ランキング出力]を実行すると、以下のようなメッセージが表示されますので、1メッシュのファイルに変換して下さい。

<はい>ボタンをクリックすると、[標高]-[編集]-[構成メッシュの結合]から開かれる[構成メッシュの結合]ダイアログボックスが表示されますので、設定を行い、<OK>ボタンを押して結合処理を実行して下さい。
- 標高メッシュデータをアクティブにして、[標高]-[効果]-[傾斜区分ランキング出力]を選択します。
- [傾斜区分ランキング出力]ダイアログボックスが表示されますので、詳細設定を行ない<OK>ボタンを押して下さい。
- ランキングリスト
- ランキング毎の傾斜角度を入力します。
- 出力先
- ランキングリストを出力するファイルを指定します。
- [モード2]チェックボックス
- ONの場合、別式で傾斜角度を算出します。
計算方法については、 傾斜区分図(段彩図)の作成 「■ 傾斜度算出のロジック」を参照して下さい。
- 設定を行い<OK>ボタンを押すと、傾斜区分ランキングがCSVデータとして作成されます。
エディタ等で保存したCSVファイルを開くと、傾斜区分ランキングが出力されている事が確認できます。
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