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2021/05/06 [8.019]
-
- [編集]-[ポイントクラウド]-[ポリゴン包含LASポイント集計](コマンド:LasPolyCount)を追加。
レイヤーのポリゴン領域に含まれるLASファイル(複数)のポイントデータ高さの最大・最小・平均・中間値を求める。
- [ツール]-[空間統計解析]-[ポリゴンオーバーレイ]-[ポリゴン包含ポイント集計]で、「レイヤーポイントZ値集計」機能を追加。
- [システム]-[ポイントクラウド]-[LASファイル再構成](コマンド:LasRebuild)を追加。
指定された複数LASファイル群を区画割を調整したり、投影変換やフォーマット変換を行って新たなLASファイル(群)を生成する。
- [属性]-[オプション]-[属性転記]-[属性転記(ポリゴン・アーク間)]で、「逆方向アーク属性列挙してポリゴン属性」転記機能を追加。
本来ポリゴンを構成するアークの逆方向のアーク属性を列挙してポリゴン属性として転記する。
複数の属性があった場合は、スペースで区切って文字列として登録される。
- [編集]-[ポリゴン]-[応用]-[ポリゴン存在範囲の矩形ポリゴン生成]で、
- 「上下左右独立したマージンをとる」(*)
- 「(経緯度座標系の場合、実長ではなく)経緯度単位でのマージンをとる」
オプションを追加。
(*)は、「面積が最小になるように回転する」チェックボックスがOFFの場合にのみ使用可能。
2021/05/06 [8.018]
-
- 属性によるレイヤー分け([編集]-[編集]-[レイヤー]-[属性による分割])に関してダイアログ設定を一新し、対象要素を[アーク]・[ポリゴン]・[ポイント]を同時にまとめて処理できるようにした。
コマンドとしてはLayerDivByAttr2となり、従来のコマンド:LayerDivByAttrはそのまま使用可能。
新しいコマンド:LayerDivByAttr2(旧コマンド:LayerDivByAttr)
【書式】LayerDivByAttr2△(オプション)
【引数(オプション)】
- -Arc:アークを対象
- -Pol:ポリゴンを対象
- -Pnt:ポイントを対象
- -ArcKey△(フィールド名):アークのキーフィールドを指定
- -PolKey△(フィールド名):ポリゴンのキーフィールドを指定
- -PntKey△(フィールド名):ポイントのキーフィールドを指定
- -Sel:選択要素のみを対象
- -AllLayer:前景レイヤーだけでなく、すべてのレイヤーを対象
- -NoDlg:ダイアログを出さずに実行する
- [ツール]-[空間統計解析]-[空間解析]-[ポイント群の領域ポリゴン生成](コマンド:PntsToPol)を追加。
レイヤー各ポイントデータ群の存在範囲をポリゴン化する。
- [ワークスペース]-[ウィンドウ]-[マネージャー](コマンド:WindowManager)に、-Activateオプションを追加。
WindowManager△-Activate△(MDI子ウィンドウタイトル)で、そのウィンドウをアクティブにする。
※「MDI子ウィンドウタイトル」は表記されている通りである必要あり(パス名まで出ている場合はそれも含む)。
- [インポート]-[点群TINデータ]-[LASデータ領域ポリゴン](コマンド:ImportLasDataArea)を追加。
LASファイルデータを解析し、その存在領域ポリゴンを生成する。
LASファイルのヘッダー情報が、そのポリゴンの属性としてセットされる。
【書式】ImportLasDataArea
【引数(オプション)】
- -AreaLevel△N
- N:精度指標で、8(粗)〜12(密)
デフォルトの自動モードではほとんどの点群の場合、12となるので、粗くしたい場合このオプションを使う。
- [インポート]-[点群TINデータ]-[LASデータサンプリング](コマンド:ImportLasSample)を追加。
(複数)LASファイルを指定の最大点数以下になるよう間引きを入れて読み取り、ファイル単位にポイントデータとして登録したレイヤーを生成する。
また、オプションで、LASファイル図郭をポリゴン化したレイヤーを生成し属性にLASヘッダーの情報をセットする。
あるいは、上記のデータ領域ポリゴンを生成するオプションも使用できる。
- [編集]-[ポイントクラウド]-[LASポリゴン抽出](コマンド:LasPolyCut)を追加。
(複数)LASファイルをデータを前景レイヤーのポリゴン(複数可)領域で抽出し、新しくLASファイルに出力する。
出力するファイル名は該当ポリゴンの内部属性で指定し、同一属性名の場合は、それらのポリゴンに含まれる点群を合成してLASファイルが生成される。
- リボンバーのカスタマイズに関して、
- クイックアクセスツールバーのカスタマイズ設定において、クイックアクセスツールバーの情報のみをエクスポート、インポートする機能を追加。
また、エクスポートで起動フォルダーまたは-prmdirのフォルダーに「pcm.ribbon.qat」ファイルとして保存した場合は、「カスタマイズ保留」チェックONでも、クイックアクセスツールバーのみは(ユーザーメニュー分は除いて)指定のファイルの情報に従って設定されるようにした。
- ショートカットキー(アクセラレーター)のカスタマイズ設定において、ショートカットキーの情報のみをエクスポート、インポートする機能を追加。
また、エクスポートで起動フォルダーまたは-prmdirのフォルダーに「pcm.ribbon.acc」ファイルとして保存した場合は、「カスタマイズ保留」チェックONでも、ショートカットキーに関しては指定のファイルの情報に従って設定されるようにした。
- [属性]-[オプション]-[属性転記]-[ポイントからの属性転記]で、ポイントからポイントの場合のみ大量のデータ処理を想定して従来マルチスレッドで高速化を図っていたが、処理に不具合があって転記されないケースがあるBUGFIX。
なお、ポイントからポイントへのマルチスレッドでの属性転記はデフォルトではOFFとし、pcm.iniで
[AttrFromPnt]
PntToPntM=1
の記述がある場合のみとした。
また、N:M(多対多)の属性転記候補がある場合、評価される順番によって転記対応に揺らぎが出る場合があったが、これを整理して、常に最近接同士のみとして、前後に他の転記元から更に短い距離での対応がある場合は必ず「転記先なし」となるように調整した。
2021/03/02 [8.017]
-
- [ツール]-[ネットワーク]-[ネットワーク解析]-[ネットワーク到達位置解析(距離指定)]に「距離の換算」を追加。
また、[アーク正方向、逆方向データあり]チェックボックスがONの場合、
- アーク正方向にたどる場合、指定のフィールドを使用使用する。
- アーク逆方向にたどる場合、指定フィールドの次のフィールドを換算用フィールドとして使用する。
- [ワークスぺース]-[コマンドバー]-[サーチバー]の「コマンド・ヘルプ内検索」に、オートメーションリファレンス(PC-Mapping Automation リファレンス(CHM形式)【JScript】)の内容を統合し、ヒットした項目からヘルプファイルを開けるようにした(最新のAppAutomation_JScript.chmファイルが存在している事が必須)。
最新版ダウンロード [PC-MAPPING 資料]
- [ワークスペース]-[カスタマイズ]-[リボンバーカスタマイズ]で、カスタマイズ側に<カテゴリー単位ファイル入出力>ボタンを追加。
カテゴリー(タブ)単位にファイルに保存したり、保存したファイルからカテゴリー(タブ)情報を復元する事ができる(ファイルは独自定義のXML形式で保存される)。
ここで「*.xml」として保存されたファイルをリネームして「pcm.ribbon.pre.1」として、起動フォルダーもしくは-prmdirフォルダーに置く事で、起動時にこのカテゴリー(タブ)が最初のタブ位置に自動的に追加される。
また、ファイルをリネームして「pcm.ribbon.add.1」として、起動フォルダーもしくは-prmdirフォルダーに置く事で、起動時にこのカテゴリー(タブ)がユーザーメニュータブの前に自動的に追加される。
【MAPCOM WORLD TOPICS】リボンバータブ単位ファイル入出力
- [データベース]-[表示]-[検索]の文字型に対する検索方法に「文字列包含(カナ・かななど区別なし)」を追加。
この場合、日本語のひらがなとカタカナを区別なく、1バイト文字と、それに対応する2バイト文字を区別なく、また、「ヶ」「ケ」、「ッ」「ツ」などの区別なく検索する。
- ≪試験的機能:ユニオン単位での属性ウィンドウ表示≫
[属性]-[ユニオンウィンドウ]を追加し、アークユニオン属性ウィンドウ、ポリゴンユニオン属性ウィンドウ、ポイントユニオン属性ウィンドウ、とそれぞれのユニオン毎の属性ウィンドウが開かれる。
具体的には、各ユニオンのパイロット要素(無ければ、最初の要素)の属性が転記された専用のデータベースウィンドウが開く。
プロジェクトワークスペースのレイヤー上での右ボタンメニューからも実行可能。
2021/01/12 [8.016]
-
- [プロジェクト]-[変換]-[地殻変動による座標・標高補正]で、プロジェクトの登録されているポイントクラウドデータも変換の対象とした。
ただし、元のファイル名に「_PatchJGD」を付加した新たなファイルとして保存される。
地殻変動による座標・標高補正
- [イメージ]-[変換]-[カラー変換]-[32ビット(数値化)画像のパレット設定](コマンド:Palette32)を追加。
ラスター演算その他で作成された32ビット数値化画像に、その値に応じて改めて色を設定する。
- [編集]-[ポリゴン]-[オーバーレイ]-[同一レイヤー内でのポリゴン重複箇所抽出](コマンド:OnePolOvr2)を追加。
同一レイヤー内でのポリゴン重複箇所を抽出し、新規レイヤーを作成したり、重複箇所を強調表示、重複属性を連結転記などを行う。
-
---
《Ver.8.015》
ADOを使ってデータベースをAccessの「*.mdb」「*.accdb」ファイルに出力する際、pcm.iniファイルに
[SystemEnvMgr]
ADOBulkCsv=1
があるか、そのデータベースのキーリストに「@BULKCSV=1」の記述がある場合は、データの実体はCSVファイルの出入力で行い、処理の高速化を図るようにした。
---
に関して、
[SystemEnvMgr]
ADOBulkCsv=2
または、データベースのキーリスト「@BULKCSV=2」の記述で、UTF8のCSVを経由するようにした(UNICODE にしかない文字種に対応)。
- [データベース]-[編集]-[編集]-[フィールド分解](コマンド:DbFieldResolve)を追加。
1つのフィールドデータに対し、セパレーター記号を指定して、複数のフィールドに分解する。
- イメージの正規化で、正規化手法に「疑似アフィン変換」「射影変換」を使用した場合、5点以上の基準点があれば、最小二乗法で算出されるようにした。
- ベクターデータの正規化で、正規化手法に「疑似アフィン変換」を使用した場合、5点以上の基準点があれば、最小二乗法で算出されるようにした。
- [編集]-[編集]-[背景イメージ]-[背景イメージ、ピクチャー座標編集モード]で、変換手法に「疑似アフィン変換」「射影変換」を追加。
補正用アークが5本以上で、それぞれの最小二乗法で算出される。
- [編集]-[ポイントクラウド]-[ポイントクラウドデータをポリゴン領域で抽出]で、LASファイル出力機能を追加した。
LAS Ver1.2 Format 2で出力される。
- ブックマークの記録情報にオプションとして、その時点のビューの縮尺を指定できるようにした。
この場合、表示領域ではなく、その中心位置と表示縮尺が復元される。
ブックマーク機構
2020/12/01 [8.015]
-
- 画像ファイル読み込み時、ワールドファイルが読み込まれて座標がセットされるが、この時、「画像ファイルタイトル名.prj」があれば、これも読み込んで座標系情報をセットするようにした。
- [イメージ]-[保存]-[ワールドファイルを作成]実行時、pcm.iniファイルに
[SystemEnvMgr]
PrjWithWorldFile=1
がセットされている場合、ワールドファイルと同階層にprjファイルも作成されるようにした。
ワールドファイルについて
- [インポート]-[汎用/GIS]-[シェープ]-[ArcViewシェープファイル]において、「指定のPRJファイルを使用する」オプションを追加。
この指定がある場合、インポートされる全てのシェープファイルに対して指定のファイルをPRJファイルとして適応する。
ArcViewシェープファイルのインポート
- [編集]-[編集]-[レイヤー]-[注記3Dビュー設定]で、(従来は)前景レイヤーを対象していたが、対象レイヤーを指定して設定できるようにした。
2D表記設定の場合、背景の塗りつぶし色を指定できるようにした。
また、「3D」カテゴリーにも、同じコマンドを設定し、3D表示時にも設定・変更できるようにした。
- [地理院地図]-[タイル形式画像リンクデータ]-[タイル形式画像を広域イメージに登録](コマンド:RasterTileToWai)を追加。
地理院タイルと同様のURL形式の画像ファイル群をダウンロードして広域イメージに登録する。
その際、指定のポリゴンの領域のみを切り出すオプション([指定レイヤーの選択ポリゴン範囲をダウンロードする]チェックボックス)も追加。
- メッシュ印刷+整飾プロジェクトの「位置図」自動作成機能を追加。
矩形メッシュ印刷での整飾プロジェクトの「位置図」
- [ワークスぺース]-[コマンドバー]-[サーチバー]から表示される「コマンド・ヘルプ内検索」に[ヘルプ内検索]機能を統合し、ヒットした項目からヘルプファイルを開けるようにした(最新のpcm.chmファイルが存在している事が必須)。
- 「マルチプロジェクト印刷処理」に関して、通常は対象プロジェクトを表示領域連動状態で設定、実行されるが、表示領域連動せずに、(マスターでない)追従側プロジェクトで印刷プレビュー状態なら、その印刷枠の中心に合わせてはめ込む機能を追加。
これにより、追従側プロジェクトでは任意の位置、縮尺ではめ込み印刷が可能となる。
【MAPCOM WORLD Galleries】マルチプロジェクト印刷処理
- iniファイルには作業上の様々な情報が格納され再利用されているが、通常はSJISコードで記述される。
そのため、UnicodeにあってSJISにない文字種は管理できず、再利用に失敗する場合があり得る。
pcm.iniファイルに
[Profile]
UTF16=1
の記述があれば、起動時にiniファイルをUTF16(Unicode)に変換する。
現在の状況に関しては、メモ帳等でiniファイルを開いて確認できる。
- [システム]-[画像]-[ラスターオペレーション](コマンド:RasterOperation)を追加。
[画像オペレーション]ダイアログボックスで、1つもしくは2つ、最大3つまでの画像とそのバンドを指定して、各ピクセルの演算結果を別の画像ファイルに出力する。
演算の指定は計算フィールドの指定と類似したものとなっており、例えば、
([A]+[B])/2
で2つの指定バンドの平均となる。
1バンドは8ビット(0〜255)と32ビット(単精度実数)としており、8ビットの場合は、最大4バンド、すなわち、8ビットカラー・24ビットカラー・32ビットカラーから選択可能。
また、出力画像も8ビットカラーと32ビットカラー(単精度実数形式で格納)に対応。
- [システム]-[画像]-[ラスターオーバーレイ](コマンド:RasterOverlay)を追加。
2つもしくは3つの画像間で、乗算ブレンドによる画像合成を行う。
- ADOを使ってデータベースをAccessの「*.mdb」「*.accdb」ファイルに出力する際、pcm.iniファイルに
[SystemEnvMgr]
ADOBulkCsv=1
があるか、そのデータベースのキーリストに「@BULKCSV=1」の記述がある場合は、データの実体はCSVファイルの出入力で行い、処理の高速化を図るようにした。
同様に、上記設定があれば、ADOを使って「*.mdb」「*.accdb」ファイルからデータベースを取り込む際も、データの実体はCSVファイルの出入力で行い、処理の高速化を図るようにした。
2020/10/27 [8.014]
-
- [最新版の検索]ダイアログボックスで、[「最新のお知らせ」を受け取る]チェックボックスを追加。
これがONでかつ「自動的に照会」もONの場合、ネットワークサーバー上のpcm.news.txtファイルを参照し、更新されていれば、主としてPC-MAPPING起動後暫くしてから、そのテキストファイルを開いてお知らせする(pcm-newメーリングリストより項目単位で逐次更新される)。
最新版の検索(モジュールダウンロード)
- [ツール]-[3D表示・出力]-[ブラウザー(WebGL)で3Dビュー]で、
- [最小標高値をベースとする]チェックボックス
- [指定の標高値をベースとする]チェックボックス
を追加(標高が高い場所での閲覧用)。
- [編集]-[ポイントクラウド]-[ポイントクラウドデータをポリゴン領域で抽出](コマンド:PcsCut)を追加。
ポイントクラウドデータをプロジェクトに登録されている指定レイヤーのポリゴン領域で抽出し、新規レイヤーのポイントデータとするか、CSVファイル(*)に出力する。
(*)CSVファイルは「X,Y,Z,R,G,B,Intensity,Class」の形式で出力。
- [ツール]-[表示領域]-[Google Eatrh]-[表示中心付近をGoogle Mapsで閲覧](コマンド:GMView)
[ツール]-[表示領域]-[Google Eatrh]-[Google Mapsバーコード](コマンド:GMBarCode)
に-NoPinCodeオプションを追加。
これがある場合、
- マップ上にPINマーカーが表示されない。
- 縮尺に応じたズームレベルが適応される。
デフォルトはPINマーカーが表示される。
- [ツール]-[ネットワーク]-[ネットワーク解析]-[断水シミュレーション2](コマンド:Dansui2)を追加。
選択アークを断水箇所とし、属性値から仕切弁、水源側ノードを指定して、影響を受けるアーク、メーターノードを選択状態にする。
- [ワークスペース]-[コマンドヘルプ]-[ヘルプ内検索](コマンド:HelpHelper)を追加。
- 入力されたキーワード(複数)でヘルプファイル内を全文検索し、ヒットした項目をリストする
- リスト項目をダブルクリックで、そのページのヘルプファイルを開く
※最新のpcm.chmファイルが存在している事が必須
- [キーリストの設定]ダイアログボックスをサイズ変更可にした。
- 【QRコード対応:整飾プロジェクト】
整飾プロジェクトで、その印刷範囲(中心)を地理院地図またはGoogleMapsで表示するためのURLを記述したQRコードの印刷機能を追加。
整飾プロジェクト内に、タイトル「@QRCode」のレイヤーがあった場合、そのレイヤーの図郭領域にQRコードを出力する。
そのレイヤーのキーリストで、以下の設定を行う。
- QRMap=1:地理院地図へのURL
- QRMap=2:GoogleMapsへのURL
- Zoom=N:ズームレベル(5〜18)を指定(デフォルトは縮尺から自動算出)
- QRLevel=N:誤り訂正レベルを指定
≪誤り訂正レベル≫
- N=0:レベルL→7%まで訂正
- N=1:レベルM→15%まで訂正
- N=2:レベルQ→25%まで訂正(デフォルト)
- N=3:レベルH→30%まで訂正
- 【QRコード対応:クイック属性照会・HTML記法】
HTMLでのクイック属性照会、および、HTML記法での属性表示で、<img>タグの代わりの<qrcode>で「src=〜」で記述されたテキストをQRコード画像にして表記する機能を追加。
例@:クイック属性照会
<qrcode src="@(写真2)" width=100 height=100 border=1>
例A:HTML記法での属性表示
"<qrcode src=\"" & {写真2} & "\" />"
- 【QRコード対応:レイアウトビュー】
レイアウトビューでのQRコード画像にして表記するには、以下のように指定する。
@F:QRCode(XXXXXX):XXXXXXはエンコードする文字列
例
<img src="@F:QRCode(@(写真2))" width=200 height=200 border=1>
- 【QRコード対応:一般描画】
[プロジェクトエキスパート]-[キーリスト]で、以下の設定を行う。
- @QRMap=1:画面右下に画面中央位置にリンクする地理院地図のURLを記述したQRコードを描画する
- @QRMap=2:画面右下に画面中央位置にリンクするGoogleMapsのURLを記述したQRコードを描画する
(*)@QRMap=nは以下に対応
- n=1:地理院地図
- n=2:GoogleMaps
- n=3:YahooMaps
- n=4:MapFan
- n=10:地理院地図 標準(1と同じ)
- n=11:地理院地図 淡色
- n=12:地理院地図 白地図
- n=13:地理院地図 English
- n=14:地理院地図 写真
- n=20:GoogleMaps 地図(2と同じ)
- n=22:GoogleMaps 地図+航空写真
- n=23:GoogleMaps 地形
- n=24:GoogleMaps ストリートビュー
- n=30:GoogleMaps 地図(ピンマーカーなし)
- n=32:GoogleMaps 地図+航空写真(ピンマーカーなし)
- n=33:GoogleMaps 地形(ピンマーカーなし)
- 【QRコード対応:ポイントシンボル】
- 描画パラメーターのポイントシンボルに、48*48ピクセル程度のダミービットマップを割り当てる
- そのキャプションに「QRCode=フィールド名」を記述する
→ポイントシンボルとして指定フィールドの文字列をQRコード化したシンボルが描画される。
→QRコードイメージのサイズはシンボル描画パラメーターのファクターで調整可能。
2020/10/02 [8.013]
-
- 【印刷補助整飾機能】
- [印刷]-[印刷実行]-[クイック印刷]の[クイック印刷]ダイアログボックスに「印刷補助整飾」設定を追加。
専用に「印刷補助整飾」ウィンドウを開いて、[文字列]・[画像]・[印刷枠線]・[スケールバー]・[コンパス]などを自由に編集、配置する。
クイック印刷
- [印刷]-[印刷設定]-[ウィンドウズプリンター印刷設定]-[ウィンドウズプリンター出力設定-2]ダイアログボックスで、「補助整飾を使います」ラジオボタンを追加。
この場合、[ウィンドウズプリンター出力設定-4]で、<補助整飾の設定>ボタンから補助整飾設定ウィンドウが開く。
- 印刷プレビューでのプレビューウィンドウを一新し、専用の印刷プレビューウィンドウを開き、その中で、「印刷補助整飾」機能を使った編集を可能にした。
なお、
[SystemEnvMgr]
PreviewEx2=1
で、従来の印刷プレビューウィンドウにする事も可能。
2020/09/09 [8.012]
-
- 【QRコード対応:クイック印刷】
クイック印刷設定において、フッター項目の中に「QRコード(地図URL)」を追加。
紙面右下隅にその印刷範囲(中心)を表示するためのURLを記述したQRコードを印刷する。
クイック印刷
- [ツール]-[標高メッシュ]-[3D表示・出力]-[ブラウザー(WebGL)で3Dビュー]で、専用のダイアログを設定し、保存ファイル名に加えて、初期状態の高さ強調度や出力データのサイズ(※解像度)を指定できるようにした。
(※)標高データは全体を概ね
- 256*256(標準)
- 512*512(中)
- 1024*1024(高)
のメッシュ数(実際には縦横比で調整される)で出力される。
メッシュ数が大きいと、グラフィックス環境やブラウザなどによっては、応答速度が著しく低下する場合があり得るので注意が必要。
- [エクスポート]-[汎用]-[GeoJSONデータへのエクスポート]で、
のキーワードが含まれる属性は、<a href=XXXX>形式して出力されるが、その際、タグ本文に関しては、属性データベースのキーリストに、
- @該当フィールド名@map = (表示したいフィールド名)
があれば、その(表示したいフィールド名)の内容で置き換えるようにした。
- メニューにないコマンド:RibbonBarMinimizeを追加。
リボンバーを折り畳む、また、RibbonBarMinimize△0で復元する。
- [編集]-[TIN]-[TIN編集]-[TIN矩形切り取り](コマンド:TinRectCut)を追加。
プロジェクトに登録されている最上位のTINデータを前景レイヤーの選択ポリゴンの矩形領域で切り出す(ポリゴンの形状に関係なく、その存在領域の矩形で切り出す)。
ポリゴンに内部属性がある場合、その第1フィールドの値が新しくできたTINのタイトルとなる。
- [編集]-[TIN]-[TIN編集]-[TIN結合(連結)](コマンド:TinMerge2)を追加。
現在のプロジェクトに登録されている複数のTINやファイル上のTINデータに対して結合・連結処理を行う。
※ただし、領域の重なりあうTINの結合には使用できない。
- [編集]-[TIN]-[ファイル]-[TINレイヤーをファイルから読み込み]処理に関して複数ファイルが指定された場合、従来はTIN結合を行って取り込んでいたが、これを、ファイル単位のTINデータとして取り込むように変更した。
- [インポート]-[点群 TINデータ]-[TINファイルインポート]処理に関して、複数ファイルが指定された場合、従来はTIN結合を行って取り込んでいたが、これを、ファイル単位のTINデータとして取り込むように変更した。
- 【複数のTIN、標高メッシュを想定した断面図生成機能】
[ツール]-[図上計測]-[断面図・縦断図]-[プロパティ(断面図作成プロパティ)]に、「複数の標高メッシュ、TINに対して同時に計測する」チェックを追加。
これがONで、リストされた標高メッシュ、TINのチェックがあるデータに対して、複数の断面線を生成する。
2020/08/03 [8.011]
-
- 【フレームキャプチャー】
PC-MAPPINGアプリケーションウィンドウを静止画及び動画のキャプチャー撮影を行う機能(コマンド:FrameCapture)。
コマンドを実行すると[フレームキャプチャー]ダイアログボックスが表示される。
- <保存先>を指定し、<スタート>で指定の操作画面がキャプチャーされ、<ストップ>で終了する。
- PC-Mappingのメインウィンドウ、プライマリースクリーン、その他第2、第3スクリーンのキャプチャーに対応。
- FPS:超低速モードの「1コマ/2秒 /5秒 /10秒 /60秒(1分)」あり
- サイズ:キャプチャー画像を「1/2・1/4」に縮小して出力するオプションあり
- <静止画>ボタン:その時のキャプチャーをPNGファイルに出力する
- 「字幕領域」チェックボックスがONの場合、下部に字幕領域としてマージンを取る。
高さ・色は、Pcm.iniで
[VideoRecDlg]
SubtitleH=15.0…mm単位で指定
SubtitleColor=RGB(0, 0, 0)…カラー指定
で設定可能。
<コマンドオプション>
- FrameCapture△-Start:現在の設定でキャプチャーを開始する
- FrameCapture△-Stop:キャプチャーを終了する
- FrameCapture△-Pause:キャプチャーを中断する
- FrameCapture△-Snap:静止画キャプチャー
- FrameCapture△-Close:閉じる
<注意点>
- 重い処理になるので、ハイスペックのマシンが必須。
- 高解像度(4Kなど)では、キャプチャーサイズが大きくなる。
- フレームレートがマシンスペック以上になった場合、コマ飛ばししてビデオを作成する(再生時は高速再生のようになる)
- [属性]-[付与]以下
- アーク:AttrSetArc
- ノード:AttrSetNode
- ポリゴン:AttrSetPol
- ポイント:AttrSetPnt
にオプション"-Union"を追加。
指示した要素がユニオンに所属する場合、他のユニオン要素にも同じ属性を付与する。
- [ツール]-[標高メッシュ]-[解析フィルター]の[標高メッシュ フィルター・地形解析]ダイアログボックスで、ベクタープロジェクトに複数の標高メッシュデータが登録されている場合、対象とする標高メッシュプロジェクトを選択できるようにした。
- 【クラッシュハンドラー】
従来、PcmBBox.dllでのブラックボックス機能に相当するものをPCM自身で処理する。
[スタート]-[システム環境設定]-[操作3]パネル
- 「再起動マネージャーのサポート」チェックボックス
→ONの場合、エラーダウンした後、自動で再起動する(起動してから1分以上経っている場合)
- 「クラッシュハンドラーによるバックアップ機能」 チェックボックス
→ONの場合、エラーダウンした時、(可能であれば)編集後未保存のプロジェクト、あるいは、スクリプトがあれば、バックアップ保存する(その他は対象外)。
バックアップ指定フォルダーに、~bkk~がファイル名に付加されて保存され、次回起動時に、自動的に読み込まれて復元される。
- 「クラッシュハンドラーによるブラックボックス機能」チェックボックス
→ONの場合、診断情報を出力して、状況把握の資料とする
【MAPCOM WORLD TOPICS】PC-MAPPINGのクラッシュハンドラ
PC-MAPPINGが強制終了する場合は
- スクリプトエディターの「キーワードカラー」に関して、「キーワード」を「キーワード(構文)」と「キーワード(オブジェクト)」に分離し、さらに、「キーワード(ユーザー定義)」を追加。
PCM.exeの起動フォルダー、もしくは、-prmdir指定フォルダーにある"UserKeyword.txt"ファイルからキーワードを抽出して指定色で描画する。
- [プロジェクトエキスパート]-[表示モード]パネルの「レイヤー表示モードメニュー」に「選択表示モードの内容をテキストエディターで閲覧」を追加。
通常はXML形式の*.pdpexファイルに保存される内容をテキストエディターで確認できる。
- [地理院地図]-[現在の表示領域のベクトルタイルデータを取得]-[その他]-[自然災害伝承碑]を追加。
- [地理院地図]-[タイル形式画像リンクデータ]-[背景表示設定]の[タイル画像URL指定]ダイアログボックスで、
- <地理院地図ラスタタイル一覧>ボタンを追加。
ラスタタイル一覧から選択したものをURLやズームレベルの設定に反映する。
- タイル名(任意)を表記できるようにした。
- <インポート・エクスポート>ボタン追加。
設定をxml形式ファイルに出力、入力する。
- [スクリプト]-[スクリプト]-[実行(詳細指定)]を追加。
関数名や引数などを指定して、アクティブな編集ウィンドウもしくは(アクティブではないが)ただ一つ開かれている編集ウィンドウのスクリプトを実行する。
2020/07/10 [8.010]
-
- スクリプトエディターを従来のものから、Scintilla(シンティラ)(*)ベースのものに変更。
既存のメニュー機能は引き継がれるようにしているが、カスタマイズによる文字色変更等は再設定が必要になる。
新たに、アウトライン展開、折り畳みやズームイン、ズームアウトに対応する。
特徴的な機能としては、AppAutomation_VBScript.chmファイルが環境にあれば、シフトキー押下でダブルクリックで、マウス上の単語をキーワード検索する。
(*)License for Scintilla and SciTE [License.txt]
- [スタート]-[システム環境設定]-[ルックアンドフィール]でのスプラッシュウィンドウの設定で、AdobeFlashファイルの対応を取りやめ、既存で設定されている場合は空欄になるようにした(Flash自体の描画は既に取りやめられている)。
- データベース:[オプション]-[属性転記]-[レイヤー間属性転記]でのダイアログボックスに拡張モードチェックを追加。
これがONの場合、最大値・最小値に加えて[連結]モードが追加され、これが選択された場合は、該当する属性をスペースで区切って文字列を連結する形で転記フィールドをセットする。
- [印刷]-[印刷実行]-[クイック印刷]に「印刷範囲枠」を描画するオプションを追加。
新しいコマンド:PrintQuick2を設定(旧コマンド:PrintQuick)
【書式】PrintQuick2△(オプション)
【引数(オプション)】
- -Mode△n:処理モード
- 0 = 現在の表示領域を、指定した縮尺で印刷する
- 1 = 現在の表示領域を、現在のプリンターの設定用紙で印刷する
- 2 = 現在の表示領域を中心として、縮尺を指定して、現在のプリンターの設定用紙で印刷する
- -Image:「イメージにして印刷する」チェックボックス
- -Scale△fffff:縮尺の分母
- -Clipboard:クリップボードに貼り付ける
- -ImageWindow:ウィンドウを開く
- -dpi△nnn:解像度(DPI)
≪フッター等の指定≫
- -FtTitle:タイトル
- -FtDate:日付
- -FtTime:時刻
- -FtScale:縮尺
- -FtComment:コメントの描画
- -FtCommentStr:コメント文
- -FtScaleBar:スケールバー
- -CompassBar:コンパス
- -PrintFrame :印刷範囲枠(*)
- -NoDlg:ダイアログを開かずに実行する
(*)線幅・カラーは、Pcm.iniファイル
[PrintQuickDlg]
PrintFramePenWidth=0.25(mm単位)
PrintFrameColor=RGB(255, 255, 255)
で調整可能。
クイック印刷
- [属性]-[属性転記]-[アークから隣接ポイントへの属性転記]で、
- アーク起点側からの距離を転記する
- アーク起点側からの連番を付与する
のオプションチェックを追加した。
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